トヨタ・クラウンスポーツにTOON-X導入でハイクオリティサウンド化♪

トヨタ・クラウンシリーズのクラウンスポーツへDSPアンプを導入しました。
クラウンスポーツはノーマルで10スピーカーのオーディオシステムが組まれています↑
フロント3way+センター、リア、サブウーファーのシステムです。
今回DSPアンプで導入したのはBeat Sonic製のTOON-Xです。
4chアンプ+6chDSPでのシステム構築が可能です。
本体は非常にコンパクト!B5サイズ程度なのでシート下はもちろん!コンソール内などにも収まるサイズです。
ブラックアルマイトのアルミボディで重厚&高級感のある本体です。
TOON-Xの特徴のひとつは国産主要車種に向けた専用ハーネスによるインストール性の高さ!
純正のオーディオアンプにカプラーオンで割り込み接続、任意のチャンネルをDSPに入力できます。
今回はフロントの3way(4ch)を制御します。
チャンネル数が不足しますが最遠のウーファーに軸を置き、純正アンプの出力に合わせた調整を加えることでまとめていきます。
割り込み配線でTOON-Xのハーネスを接続します。
今回は純正アンプの位置と↑のハーネス長の加減もあり、本体はセンターコンソール内に取付しました。
DSPアンプの導入と同時にフロントドアのデッドニングも施工しました。
クラウンスポーツはメンテナンスリッドタイプのお車ですね!!
この場合デッドニング作業の下地処理は少し簡単にはなりますが、制振材の貼り込みには少し工夫が必要となるので一長一短ですね。
ドアスピーカーは18㎝の大口径!ですが・・・純正アンプでローパス掛かってるんでしょうか?
あまり低い帯域が鳴ってない印象でした。
今回のDSP導入もフルチャンネルではないので、このポイントがガラッと変わることは期待できませんが、今の設定値の帯域がしっかりと鳴らしきれるようにドアの強化を施していきます。
背面処理のため取り外しました!
しかしデカいですね!!入力がもう2系統あるDSPならばもう少し下の領域を鳴らしてみたくなる大きさです♪
ダッシュスピーカーとドアスピーカーで3way?と思った方もいるでしょう!!
タネはこれです↑純正ダッシュスピーカーがコアキシャル2wayとなっています!
これにより通常2way分の取付スペースに3wayを収めてあります。
純正アンプより中高域信号が送られてきた先、このスピーカー裏でツィーターにハイパスフィルターが組み込まれている構造です。
このスピーカーと同径のトヨタ車であれば流用してお手軽3way化なんてのも可能ですね!!
すこし話が少し逸れましたが・・・アウターパネルのデッドニング完了です↑
10㎝角に切った制振材を間隔を空けてい貼り込み、重量増を減らしつつ十分な制振効果を持たせていきます。
スピーカー裏が平面だと音質に影響がでるので、多孔質のスポンジ系素材を貼り込んでいきます!!
今回使用したのはaudiotechnicaのアコースティックコントロールシートです。
ドア内は雨水がガンガン入ってきますので、耐水性に優れ雨水を吸収し難いことが求められます。
アウターパネルの完成です。
この時点でシート数は減らしていますがそれなりの重さにはなります。
重くすることによる制振効果ももちろんありますが、やり過ぎはヒンジなどへの負荷が増えるだけにも。
インナーパネルは開口部のたわみを抑えたりなどの目的でほぼ一面貼りになります。
冒頭で触れたメンテナンスリッド車への工夫を施し、メンテ時に容易に取り外しが可能な施工法にしています。
またハーネスやワイヤー類の引き込み部もノーマルよりさらに念入りに専用のアルミテープなどを使用して防水処理をしています。
ライニングの復元後は調整を加えていきます。
TOON-Xの設定には車種別のプリセットデータを使用するほかマニュアルでの設定も可能です。
クラウンスポーツは接続先選択方式の車種なのでプリセットデータは存在しません。
狙いの純正サブウーファーを軸とした調整を実施しました。
結果はこのシステム構成で納得のレベルに持って行けたかと思います。
純正スピーカーベースでもデッドニングと適度な調整を加えることで、全く別のサウンドへと生まれ変わります。
見た目を変えずにイイ音を楽しみたい方!比較的リーズナブルに施工できるので是非お試しください!!
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車のドレスアップ好きの趣味が高じてこの業界に・・・ 車・鉄道・飛行機乗り物全般なんでも好きです。休日は家族で釣りやアウトドアを楽しんでいる多趣味な2児のパパです。