B-PACSBLOG2025BMW E89型 Z4 ソフト99G‘ZOXリアルガラスコートCIass-R施工

BMW E89型 Z4 ソフト99G‘ZOXリアルガラスコートCIass-R施工

2025/09/08 10:00 CATEGORY: ボディーコーティング

BMW E89型 Z4 ソフト99G‘ZOXリアルガラスコートCIass-R施工行いました。

BMW E89型 Z4は、第二世代モデルで、2009年~2016年まで生産されたモデルになります。
このモデルのZ4は、2人の女性デザイナーがデザインしたモデルでデトロイトモーターショーの期間中にアイズオン・デザイン賞を受賞しました。

経年車の磨き方にコツがあります。磨き手順やバフに与える圧力、磨く時間など、正しい知識・技術身につける必要があり熟練の技が求められます。
適切な磨き作業が出来ていないと簡単にキズが付き綺麗な仕上がりになりません。

磨き手順は、塗装についているキズやシミなど除去し、磨き作業につくキズを細かなコンパウンドで完全にキズを消し去り、光沢を仕上げていきます。専用の照明を使用して微細なキズを確認しながら作業を行います。わずかな磨きキズでも目立ってしまうため、非常に繊細な作業が必要です。

今回は、特に磨き手順にこだわりました。塗装面の磨ける厚みは、限られた厚みのクリア層を磨いています。無限にあるわけではないので、磨きすぎるとクリア層が無くなり再塗装しなければなりません。どこからのキズをアプローチするかを考えなくてはなりません。

最初にキズを取り除いくのか?中間工程でキズを取り除くのか?さらには最終工程でキズを取り除くのか?最初の工程から最終工程まで、少なからず塗装を削れている事を頭に入れて作業を行ってます。

そして、バフに与える圧力(押さえる力)は、バフはポリッシャーのパットについて回転しいます。塗装面にコンパウンド、バフが密着し摩擦することでキズなど除去しています。
押さえる力が強すぎたり弱すぎたりしてもキズが入ります。均等に押さえる力が非常に難しく熟練が必要です。

before 左画像は、経年からの汚れや雨染みがある状態で輝きが失われいる状態です。

after 右画像は磨き作業完成後で、リフレッシュされた塗装面は、本来の輝きに戻り納得できる仕上がりになりました。

ガラスコーティングの塗り込み、拭きあげ作業の注意点については、以下のようなことが挙げられます。

  • 塗り込み作業は、塗料が乾燥する前に均等に塗り込むことが大切です。また、コート剤が乾燥する前に拭き取ることで、ムラを防ぐことができます。
  • 拭きあげ作業は、コート剤が完全に乾燥する前に行うことが大切です。
  • 拭きあげ際には、柔らかいマイクロファイバークロスを使うことで、拭きキズの軽減ができ、汚れたマイクロファイバークロスをを使わないことが大切です。
  • 仕上げに、特殊発光LEDを使用して、拭き残し、ムラが無いか確認します。

これらの注意点を守ることで、より美しい仕上がりを実現することができます。

ソフト99G`ZOXリアルガラスコートClass-R

ガラス系被膜の分子構造内に撥水基の化合物を科学的に結合させることで、高い撥水効果と艶・光沢を両立させたコーティングです。リアルガラスコートClass-Rの特徴である撥水効果は油性の汚れ・酸性雨など塗装面を傷めず撥水の力で簡単に水で流す事が出来ます。

日本国内は気温・湿度の変化が激しい国で、夏と冬の気温差は地域によって違いはありますが、激しい地域なら約40~50℃近い温度差があり、湿度も夏場は湿度が高くムシムシしていますし冬場は乾燥し肌がカサカサてよくありますよね。そんな気温・湿度の変化にも強い安定したコーティング被膜形成と撥水効果を持続可能なコーティングです。

STAFF
村田 総一
SOICHI MURATA
担当:フィルム/コーティング
執筆記事一覧 ≫

趣味はライブ、プロレスだ。ライブ会場に行くには愛車のレヴォーグ。 西へ東へドライブがてら会場へ最長は日帰りで新潟まで行った事がある。