B-PACSBLOG2023プジョー「508ステーションワゴン」コーティング施工

プジョー「508ステーションワゴン」コーティング施工

2023/05/26 10:00 CATEGORY: ボディーコーティング

プジョー「508ステーションワゴン」入庫しました。今回の508は前モデルでオークションでご購入され、ダークブルー色の車を再コーティング施工になりました。

濃色車の磨き方の注意点をあげてみましょう。

濃色車は黒や濃紺など光の反射で細かいキズが目立ちやすくキレイな状態を保つのが難しく定期的なお手入れが必要な色といえます。
濃色車をコーティングする際には、特に磨き方に注意が必要です。

濃色車を磨く際、バフ・コンパウンドの組み合わせが重要です。簡単に説明すると、基本、粗目から順に中目、細目で仕上げていきます。

左画像は、粗磨き工程になり1番目の磨き作業になります。ウールバフ・粗目のコンパウンドの組み合わせで、主に深いキズやウォータスポット消すのを目的にしています。

中画像は、中間仕上げ磨き作業で、ウレタンバフ・塗装面に合わせて、中目・細目のコンパウンドの組み合わせで、粗磨き作業で付くバフキズを消し、塗装面を美しく仕上げていきます。

・右画像は、最終仕上げ磨き作業で、低反発ウレタンバフ、超極細目の組み合わせで、主に塗装面に詰まったコンパウンドの掃除が目的です。これによって塗装面の輝きと艶が発揮します。

濃色車の磨く際、どうしても気になるキズが目に入り長時間、同じ個所を磨いてしまう心理が働いてしまう事があります。それは、とても危険です。塗装面にコンパクトが固着したり、ボディー面の変形、最悪塗装が無くなるなどし元に戻りません。
濃色車の磨き作業は、塗装面を広く見て丁寧に磨くことで、美しい塗装に仕上げることが出来ます。

先ほども伝えました。濃色車は、光の反射でキズが目立ちやすい特徴があります。

柔らかいマイクロファイバークロスを使います。力を入れすぎないよう注意し同じ個所を長時間拭き上げたりせずに、キズを付け無いように注意し拭き上げます。さらに、コーティング塗り込みムラが無いか、特殊発光LEDで確認し丁寧に仕上げていきます。

現在、主流となっいている「ガラスコーティング」の寿命は?一般的に3~5年と言われています。しかし、紫外線や駐車環境の影響によって劣化するため、場合によっては劣化が早まることも考えられます。もう一つは、ガラスコーティングは雨染みに弱い「イオンデポジット」「ウォータースポット」と言われる雨染みは、特に花粉・黄砂の時期が天敵で、放置すると簡単に雨染みになります。

ガラスコーティングの耐久性や寿命を少しでも伸ばすためには定期的なメンテナンスが重要になります。「○年メンテナンス不要」と推奨しているケースがありますが、何もしなくてよいと認識している方も見受けられます。ガラスコーティングは車に付いた汚れを落ちやすい状態にする効果がありますが、車が汚れないということではありません。当然、ガラスコーティング表面に油分や汚れが付着すれば、撥水性なども低下します。ここで言うメンテナンスは、「ワックスがけ等が不要」という意味であり、車が汚れたらこまめに洗車することが大切です。

このように、コーティング選びは、お客様との会話が大事なんです。お車の駐車環境、お手入れ(洗車)の回数などお聞きし最適なコーティング選びを行います。決してメリットだけではなくデメリットもお話し納得していただけるまでお話しします。
お気軽にお問い合わせ、ご来店お待ちしております。

 

STAFF
村田 総一
SOICHI MURATA
担当:フィルム/コーティング
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趣味はライブ、プロレスだ。ライブ会場に行くには愛車のレヴォーグ。 西へ東へドライブがてら会場へ最長は日帰りで新潟まで行った事がある。