BMAのジムニー専用スピーカーパッケージをアレンジインストール!!

スズキ・ジムニーシエラでスピーカー交換でのご入庫です。
ジムニーはスピーカーが小径のため音質に悩まれ方が多く、よくお問い合わせをいただきます!!
フロントはこのドアスピーカーのみでフルレンジ再生です。
低域の鳴りは小径なので良くないですし、その中で中低域を再生しているので当然ながら高域もクリア感やな伸びなどは望めません。
これを改善するにはマルチway化するのが一番近道です!
まずドアスピーカーの装着するのはノーマルと同径のBLUE MOON AUDIOのCX130です。
高磁束なネオジウムマグネットを装備したミッドレンジで、中央にはコアキシャルツィーターも装備しています。
ただ今回はこのツィーターは接続せずに13㎝のミットレンジとして使用します。
ノーマルと同サイズですが取付ピッチが違うので、ジムニーパッケージには専用のアルミバッフルが同梱されます。
削り出しの高精度なアルミバッフルで、このクオリティからしてパッケージの追加コストはお値打ちですね!!
小径ながら高剛性な取付になることで低域のパワフルさにも期待ができます!!
コアキシャルのツイータープラスパッケージには右側のツイーターが付属してきます↑
今回はそのツィーターをUX050proに変更します!!
超コンパクトなフルレンジスピーカーの位置づけですがツィーターとしても活用できます。
直径とほぼ同等のマグネットサイズでインストールには少し工夫がいります。
やり方次第ではよくあるツイーターの苦手なところを消した高域再生担当にできそうです!!
まずはドアスピーカーから↑
スピーカー交換と同時にドアデッドニングのご依頼も頂いたので、ドアトリムを取り外し防水ビニールの除去→グリス類の脱脂作業
ハーネスやワイヤー類も制振材を貼り込みやすいように可能な限り取り外していきます。
アウター・インナー共にDr.ARTEXを貼り込みました。
アウターはスポット貼り、インナーは防水ビニールの代わりにもなるのでドア全体をカバーする形で貼り込みます。
ハーネスやワイヤー類はアルミテープなどを使い可動性を持たせて防水処理します。
専用のアルミバッフルを装着後ドアパネルとの隙間を埋めるためにアルミテープを貼付
細かいところですが音質や耐久性に影響してくるポイントです!!
CX130を装着↑
取付はボルト固定でガッチリとしています!こうする事でスピーカーの駆動力にロスが生じにくくなり、低域の力強さをはじめメリハリの効いた再生が可能になり音にクリア感が生まれます。
高域担当用のUX050はAピラーカバーにカスタムインストールします。
ツィーターとは違いフルレンジスピーカーなので通常の埋込プラスエンクロージャー化していきます。
加工中のAピラーカバー↑
スピーカーマウントをMDFで切り出し、パテと塩ビパイプを使いピラーパネルごとエンクロージャー化して成型しました。
比較的大きなユニットですが、視界のも考慮して極力手幅を抑えたインストールにしています。
パテ整形を繰り返して仕上げに生地張りを施して加工完了です。
元々グレーのパネルでしたが、お客様のご希望にあわせてブラックに仕上げました。
大型のユニットですが違和感なくインストールできたかと思います。
最近はインテリア全体がブラック系のお車が増えてきましたね!!
ビシッと引き締まった感じの仕上がりになりカッコいいです!!
パナソニックのメインユニットにて調整を実施しました。
最近のナビやディスプレイオーディオは調整機能が充実していて色々と楽しめます!!
もちろん本格DSPほどの補正機能や細やかさはありませんが、スピーカーが無理な取付や角度で無ければそれなりには仕上がります!!
今回は特に13㎝フルレンジスピーカーを2wayセパレートかしているので、ユニット単体での変化も大きい中での+調整マジックなので、ご入庫時と比べると驚きの音質向上となっています!!
おススメとしてはサブウーファーの追加が可能であれば、さらに臨場感と迫力を持たせたオーディオシステムになると思います。
今後のシステムアップも是非ご検討ください。
ご入庫&ご依頼ありがとうございました。
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車のドレスアップ好きの趣味が高じてこの業界に・・・ 車・鉄道・飛行機乗り物全般なんでも好きです。休日は家族で釣りやアウトドアを楽しんでいる多趣味な2児のパパです。