カーバッテリーは突然に(゚Д゚;)突然にバッテリー上がりします。定期的に点検を!

昨日までは、使えていたのに…いざ車のエンジンをかけようとしたらエンジンがかからない。ドアロックが解除されない。そんな経験ありませんか?多くの場合その原因はバッテリー上がりです。
実際、Nワゴンを貸し出す前に「あれ?」ドアロック解除されない…バッテリー上がりだと気づきました。Nワゴンを貸さずに「ホッと」していました。
メカニカルキーでロックを解除してエンジンかけようとエンジンスターターボタンを押しても「シーン…」完全にバッテリー上がり状態です。
なぜバッテリーは上がるのか?
バッテリー上がりの主な原因は、バッテリー内の電力が不足することです。これは、以下のような状況でよく起こります。
- ライトの消し忘れ:駐車中にヘッドライトや室内灯を消し忘れると、バッテリーの電力がどんどん消費されてしまいます。
- 半ドアやトランクの開けっ放し:ドアが完全に閉まっていないと、ルームランプが点灯し続け、電力が消費されます。
- 電気負荷の多い使い方:エアコン、オーディオ、ドライブレコーダーなど、多くの電装品を同時に長時間使用すると、発電が追いつかずにバッテリーが弱ってしまうことがあります。
- 短距離運転の繰り返し:エンジンをかけてもすぐに止めると、バッテリーの充電が不十分なままになってしまいます。特に冬場はヒーターやデフォッガーの使用で電力消費が増えるため、さらに注意が必要です。
バッテリー寿命のサイン
「バッテリーは突然死ぬ」と言われることもありますが、実は交換のサインはいくつかあります。これらのサインを見逃さずに早めの交換を検討することで、突然のトラブルを回避できます。
- エンジンの始動が重い:キーを回したときの「キュルキュル」という音が、いつもより弱々しく感じたり、かかるまでに時間がかかったりします。
- ライトが暗い:ヘッドライトがいつもより暗く感じたり、ウインカーの点滅が遅くなったりします。
- パワーウィンドウの動きが遅い:窓の開閉速度が遅くなったり、途中で止まったりします。
- 充電警告灯が点灯する:走行中にバッテリーのマークが描かれた警告灯が点灯した場合は、バッテリーや発電機に異常がある可能性が高いです。
一般的に、車のバッテリーの寿命は2〜5年と言われています。しかし、車の使用状況や環境によって大きく変わります。3年以上使用している場合は、特に注意して定期的にチェックしましょう。
突然のバッテリー上がり対策
もし、出先でバッテリーが上がってしまったら、どうすればいいでしょうか?
①ロードサービスを呼ぶ
JAFやご自身が加入している自動車保険のロードサービスに連絡しましょう。専門のスタッフが駆けつけて、ジャンプスタート(他の車から電気を分けてもらうこと)でエンジンをかけてくれます。これが最も確実で安全な方法です。
②ジャンプスターターユニットや他の車でジャンプスタートする
ブースターケーブルがあれば、他の車から電気を分けてもらうことができます。しかし、正しい手順で行わないと車を傷つけたり、感電したりする危険があります。
1・バッテリーが上がっている側のプラス端子からケーブルをつなぎバッテリーが生きている側のプラス端子につなげます。
2・バッテリーが上がっている側のプラス端子にケーブルをつなぎバッテリーが生きている側のプラス端子又はアース端子につなぎエンジン始動させます。
③バッテリー交換
バッテリー交換は先ほどとの手順とほぼおなじですが、手順をお伝えします。
1・古いバッテリーのマイナス端子から外します。ショート(短絡)を防ぐための最もなステップです。
2・古いバッテリーのプラス端子を外します。
3・バッテリーターミナルの掃除。新しく交換する前にターミナルの錆や汚れを掃除します。これに電流の流れがよくなります。
4・新しいバッテリーのプラス端子を取付ます。しっかりとナット閉めますターミナルが動かなけてば締め付けOKです。
5・最後に新しいバッテリーのマイナス端子を取付ます。バッテリーを固定金具を取付てたら、エンジン始動し問題がなければ交換終了です。
バッテリーを長持ちさせるためのポイント
- 定期的な点検:車検や定期点検の際に、バッテリーの状態をチェックしてもらいましょう。
- 適切な走行:短距離走行ばかりではなく、週に一度は30分以上の走行をして、バッテリーをしっかり充電させましょう。
- 駐車時の注意:エンジン停止時には、ライトや電装品の消し忘れがないか確認しましょう。
- 寒冷地での対策:バッテリーは寒さに弱いため、特に冬場は電装品の使用を控えめにするなど注意が必要です。
車のバッテリーは、車を動かすための心臓部です。日頃から少し気にかけるだけで、突然のバッテリー上がりという困った事態を未然に防ぐことができます。これらの情報を参考に、安全で快適なカーライフを送ってくださいね。
趣味はライブ、プロレスだ。ライブ会場に行くには愛車のレヴォーグ。 西へ東へドライブがてら会場へ最長は日帰りで新潟まで行った事がある。