B-PACSBLOG2022陽気なフレンチサウンド♪♪BLAM(ブラム)を50プリウスにインストール!!

陽気なフレンチサウンド♪♪BLAM(ブラム)を50プリウスにインストール!!


トヨタ・プリウス(50系)のディスプレイオーディオ車のスピーカー交換とデッドニングを行いました。

ドレスアップ車ベースとしても一定需要のあるプリウス!カーオーディオのご相談も比較的多い車種です。

この頃のトヨタ車からドア内にあるエアバッグ用のセンサーの仕様が変わり、少し注意点はありますが問題なくオーディオチューンが楽しめます。


純正スピーカーがフロント2wayセパレート仕様のいわゆる6スピーカー車です。

フロントスピーカーのみの交換で狙うは同構成の2wayセパレートコンポーネント!

最も社外でラインナップの多い製品群の中より選んで頂いたのは!!フランスのオーディオブランド[BLAM(ブラム)]↑

エントリーグレードのRELAXシリーズ[165RS2]をインストールいたします。


海外ブランドでは有数の2万円台のお手頃スピーカーですが、同社上級モデルの技術を惜しみなく投入し素材や部品構成を工夫して驚きの低価格を実現しています。

個人的な感想ですが、同価格帯の国産メーカーのトレードインと比べたら断然こちらのサウンドのほうが方がハイクオリティです!!

やはり国内と海外ブランドではカーオーディオに対する気合の入れ方が違うのか、海外の方が音が厚く聞き応えのあるサウンドになる傾向があるように思います。

取付けに関しては口径が大きめのものが多く、国内向けの汎用バッフルが使用できないものが多いです。

弊社取り扱いの人気のメタルバッフルを使用すれば大抵のモデルはクリアできます!!


スピーカー交換時に予算を許すのであれば是非セット施工して頂きたいのがドアデッドニングです。

スピーカー交換のみでももちろん音質改善が見込めますが、ノーマルに比べアフターパーツの多くは力強く鳴りが元気なミッドウーファーです。

それをそのまま板厚の薄い強度剛性が低いドアに取付けても、そのユニットが持っているピーク性能は発揮が難しいのです!!

ノーマルでもただ単に聞く分には問題ないモノを、わざわざ音を良くするために交換するのですから、そのユニットの持ち味を少しでも多く引き出したいですよね!?

もちろん外部アンプにDSPなどと・・・理想てきな環境をを申せばキリがないのですが、カーオーディオの登竜門的存在のスピーカー交換時にはドアデッドニングとのセット施工が望ましいです!!

もちろんデッドニング有無を聴き比べるのも各々の持ち味を確かめる楽しみ方はありますが、もちろんお車のお預かり回数が増えてしまいますし、同一箇所を再度脱着するといった効率の悪い進め方にもなってしまいます。

ご予算許されるのであれば是非ご検討ください!!


デッドニングは2重構造になっているドアを制振し剛性感を増すことを主な目的にしていますが、ドアのインナーパネルに大きく空いたサービスホールと呼ばれる開口部を制振材で塞ぐことで、ドア全体をスピーカーBOX化させることができます。

もちろん車種によりドアの大きさや形状が変わるためその容量は変動し、インストールするスピーカーとの相性にも左右されます。

オーディオ面でのデメリットはなく、スピーカーは振動して空気を震わせて音を出すのですから、土台(地盤)しっかりとガッチリとしているに越したことはありません。

柔らかい不安定な土台(地盤)だとユニットの駆動力に負けてしまい、振動ロスが発生しわかりやすい減少として低域再生がフワッとした印象・・・つまりメリハリがなく芯の無いサウンドになります。


デッドニングは制振材だけでなく、スピーカー裏には音質向上効果をねらった素材を使います。

このパターンではスピーカー背面にあるドア鉄板が、スピーカーに対して平行且つ平坦な状態になり定在波が発生しやすくなってしまいます。

この定在波はスピーカーの再生能力(表現力)を著しく低下させてしまいますので、対策としては背面に凹凸を設けてスピーカーの背圧を分散させるなどになります。

そこでオーディオテクニカのアコースティックコントロールシートを貼り込み、スポンジ系素材の無数に空いた孔を利用して凹凸を設け、さらに大き目の孔から不要なスピーカー背面の音を吸収し、ミッドウーファーの鳴りをかなり良くしてくれます。

やる!と・・・やらない!では同じユニットを使用した場合でも、そのサウンドには驚くほど大きな差が生じます。


BLAMのミッドウーファー↑

エントリーモデルらしからぬしっかりとした作りでキャストフレームではないものの、アルミフェイズプラグなどが採用され、見た目も満足感の高い仕上がりとなっています。

もちろん見た目だけでなく、しっかりとした鳴りっぷりで特に低域は太い音が期待できます。


高域担当のツィーターは20㎜のコンパクトサイズで純正位置から埋め込みまで幅広く対応可能!!

今回はダッシュボードの純正位置にアクリルベースプレートを使用してマウントしました。

ミッドウーファーに比べて取付が不安定な感じになりがちなツィーターですが、このようにベースを用いてがっちりと固定することで、不要な振動による再生エネルギーロスを低減できるため、ちょっとした取付方法一つですがユニットの高音質化につながります。


組み上げ後はヘッドユニットによる調整を施します。

しかし、ディスプレイオーディオには昔ながらのBASS/MID/TREBLEとFED/BAL程度しか調整がありません。

量販店で交換した後は調整能力があっても、おそらくそのまま納車だと思いますが、専門店は調整を怠りません。

意外とこの機能・・・取付と使い方次第では簡易的な調整ではありますが、十分に使う価値はあります!!

実際にこのプリウスはボーカル位置の補正では効果抜群で、本格DSPとは差が出ますがイニシャル値よりもステージング感の向上はできました。

ご納車時は普段聞いて居られるが故、やはり一番変化に驚かれるのはオーナー様ですね!!

よくなった~♪とインストールし甲斐のある嬉しい反応をして下さいました!!

今後のDSP導入などのシステムアップの際も是非ご用命ください!宜しくお願いします!!

※使用製品
スピーカー/BLAM RELAX 165RS2 ¥24,200(税込)
メタルバッフル/D-buffle
デッドニング/Dr.ARTEX+audiotechnica
ケーブル類/audiotechnica

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藤井 一輝
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車のドレスアップ好きの趣味が高じてこの業界に・・・ 車・鉄道・飛行機乗り物全般なんでも好きです。休日は家族で釣りやアウトドアを楽しんでいる多趣味な2児のパパです。