B-PACSBLOG2023日産・ノートNISMOのオーディオグレードアップ!!エントリーメニューでも驚きの音質変化♪

日産・ノートNISMOのオーディオグレードアップ!!エントリーメニューでも驚きの音質変化♪


日産・ノートNISMOのオーディオ施工でご入庫です。

このモデルになってから定期的にノートのオーディオ作業を行っていますが、オーディオ好きなユーザー様が多いんですかね??

それとも・・・フルレンジ4スピーカーが普通に聴いていてもあまり良くないんでしょうか??

何れにしてもフロントの2way化でかなりの満足感UPが望めます!!

オーディオメニューは正直ピンキリですが、純正のシステムと比べてエントリーメニューでかなりの満足感があると思います。

もちろんスタンダード→ハイエンド→ウルトラハイエンドとオーディオってキリがないのですが、少しのコストでも掛けたら掛けた分だけ変化が感じれるの事実です。


今回はフランスのBLAMのエントリーシリーズRELAXの165RSです。

国産オーディオメーカーのスタンダードクラスと変わらない定価¥24200(税込)とかなりお手頃な価格で海外ブランドスピーカーが手に入ります。

能率が高くインピーダンスが2Ωとなっていて、純正ヘッドユニットでもパワフルにかつ透き通った音質を再生してくれます。

また6.5インチシリーズには今回のRS2とRX2の2種類があり、RSはツイーターのみネットワーク付属のウーファーはフルレンジ、RXはツィーターとウーファーにクロスオーバーネットワークが付属。

現在のシステムや車両ワイヤリング状況、他様々な仕様や条件に合わせたシリーズ内での製品選びが出来ます。

また海外ブランドでは少数派のツィーター置き型マウントが付属する点がポイント!無加工での取付性が一気に向上します!!


では取付に入ります!!

今回デッドニングも同時施工を承りましたので前処理を行います。

ドア内張を取り外し防水シートの除去と、ドア内部のグリスを取り除く脱脂作業。

同時にバッフルとスピーカーを仮装着、ウインドウなどの干渉などを確認します。


アウターパネルにはスクエアの制振材を等間隔に貼り込み、重量を抑えながら制振効果を持たせます。

インナーパネルは1台づつ型取りを行い、取り外した防水シート同様の防水性を保つため隅々まで圧着します。

型が小さかったり、圧着が不十分だとデッドニング効果はもちろん雨水の侵入を招いてしまうので細心の注意を払います。

ワイヤーの稼働領域の確保やハーネス引き込み部の防水処理などを入念に施し、デッドニング完了です。


アウターパネルのスピーカー裏には定在波対策も行い、制振効果だけでなく音の流れを整流する効果もあります。

このアイテムは吸音効果も持っているため、車外への音漏れ防止効果も見込めます!!

純正スピーカー接続部はコネクターになるので、分岐&絶縁処理しaudiotechnicaのスピーカーケーブルを使用してBLAM用に変換します。


純正スピーカーから社外スピーカーへの交換にはインナーバッフルと呼ばれる変換スペーサーのようなものが必須です。

純正系のスピーカーは車両メーカーごとに10㎝~18㎝、真円や楕円、3本・4本留めなど、様々な大きさカタチがあります。

対して車外スピーカーは?というと・・・各メーカー6.5インチ(165mm)規格の物が最も多く4~8本留めとなります。


そこでこのインナーバッフルを装着ことで、スピーカーサイズの異なるドアに社外スピーカーを取付できます。

そのバッフルにも様々な素材がありますが、今回は価格と耐久性に安定した音質でバランスの取れた、鋳造メタルバッフルを使用します。

鋳造品なのでメタルですが、高価な鍛造削り出しと比べるとリーズナブルな価格が魅力です。


BLAMのミッドウーファー取付後↑

エントリーグレードなのにアルミフェイズプラグを装備し上級グレードと変わらぬ高級感と存在感を放っています。

またフレームは樹脂ですがしっかりとした作りで、同価格帯の国内メーカーのスピーカーを遥かに凌ぐクオリティです。


高域担当のツィーターは付属の置き型マウントを使用!!

角度もまずまずでレーザーにて芯出しを行い、ステージング重視のセッティングです。


スペースのある車両は埋め込み純正風もアリですが!置き型は手軽に社外感を演出できるのもポイントです。

ピラーカバー加工でのカスタムインストールでもそうですが、オーディオって見た目も重要でとても大切!!

社外品が見える場所についているだけでまずは高音質を演出!

サウンド+ビジュアルの相乗効果でイイ音が人の耳に届きます。

もちろんスピーカーグリルなどの遮蔽物が少ない環境でセットアップ可能なのも音質UPに大きく貢献します。


165RSはツイーターのみのネットワークなのでかなりコンパクトです。

アッテネータの機構の加減でケーブルの接続部を増やしたくはなかったため、Aピラーの根元に設置しました。

このサイズ感はかなりインストールの重度が高いですね!!

アフターパーツの取付スペースがどんどん減ってきている現行車は、こういった所もポイント高いです!!

自由度が高いということは、悪影響を及ぼす恐れのあるユニットなどから意図的に距離をとることも可能となりますから、完成時の全体のクオリティアップにも繋がっていきます。

最後に音出しチェックを行い、純正ヘッドユニットで調整可能な機能で少し音を探ってみました。

純正ヘッドユニットらしからぬ、ダッシュでの定位感と高さの演出が実現しました。

BLAM+メタルバッフル+デッドニングのトリプル効果で低域の押しも強く、余裕さえ見えるパワー感を感じるオーディオになりました。

今回の費用ですが!なんとコミコミ10万円アンダーです!!

この価格は超魅力的!これは試す価値アリですよ!!

費用対効果が高すぎて!上のクラスのスピーカー売れなくなりそうなので(笑)公開するか悩んだほどです。

あまりコストはかけたくないが・・・音質はなんとかしたい!って方!!

安いと正直それなりな製品がほとんどですが・・・これはおススメ出来ます♪

※装着製品
スピーカー/BLAM 165RS
メタルバッフル/D-buffle
デッドニング/Dr.ARTEX+audiotechnica
スピーカーケーブル/audiotechnica


施工後のご感想を頂きました!


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藤井 一輝
KAZUKI FUJII
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車のドレスアップ好きの趣味が高じてこの業界に・・・ 車・鉄道・飛行機乗り物全般なんでも好きです。休日は家族で釣りやアウトドアを楽しんでいる多趣味な2児のパパです。