レクサス・NXのマークレビンソンにデッドニングを追加でさらに音質強化!!

レクサス・NXでデッドニング施工でご入庫です。

レクサスお得意のマークレビンソン装着車です。
このシステムがついている場合、スピーカー交換などは基本的に不可となります。
高価な多チャンネルDSPを導入して再構築も可能ではありますが。
正直コストが掛かりすぎるのであまりお勧めできる様な内容ではありません。
そこで少しでも変化を付けたい方にお勧めできるのがドアデッドニングです。

フロンドアに施工します。
ドアには20㎝?かなり大型のミッドバスが装備されていて、ガッツリと低域再生となります。
マークレビンソンと言えどドア内のチューニングはそれほど施工されていません。
ここにデッドニングを施工することで低域再生によりパワー感と厚みをプラスします。

今回リアドアの施工もご依頼いただきました。
ドア上部にはスコーカーが装備されています。

マークレビンソンではリアドアのミッドバスはブランクリッドが装備され上部スコーカーのみの仕様となってます。

リアドアトリムを取り外してみました。
ミッドウーファーには内側にもブランクリッド↑
スコーカーはドアトリム側へ固定されていましたのでリアドアはスピーカーの音質UPではなく、風切り音や走行音などの外部からの音の侵入低減を目的としたデッドニングとします。

パネル類を取り外しドア内を徹底脱脂します。
噴霧器シリコンオフを塗布し隅々まで脱脂します。
特に内部には粘度の高いグリスが塗布されているので念入りに処理しないと油分が残ってしまいます。
制振材の接着不良が起きてしまうとデッドニング効果が発揮できないだけでなく制振材が脱落して異音が発生したり、インナーパネルの場合は隙間から水漏れの可能性もあるので要注意です。
この後に大きめのシートをアウターパネルに貼り込んでいきます。
スピーカー音質UP目的よりもピッチを詰めました。

インナーパネルはメンテナンスリッドをデッドニングシート内に挟んだ形で施工しました。
ハーネスやワイヤー類はアルミテープを使用して徹底防水処理しています。
ハーネス類をシート外に這わしているのは電装系トラブル時に配線診断を容易にするためです。

フロントドアはミッドウーファーのエンクロージャー化も目的のひとつです。
まずアウターパネルは制振を目的とした貼り込み手法で施工しました。
スピーカー裏には吸音拡散素材を貼り込み、定在波対策と共に車外への音漏れを低減させます。

インナーパネル側はエンクロージャー化のため一面施工です。
制振材で簡易の箱状になったドアでミッドウーファーからの低域はかなり厚みが増します。
低域がスカスカなオーディオは臨場感にも欠けますし、音が軽すぎるので迫力が足りません。
前後ドアトリムを復元後に動作チェックと試聴を行いましたが、やはり入庫時とは低域の厚みが違います。
イメージでいうと低音不足をイコライザーで上げていたレベルを2~3個下げても十分な音圧です。
マークレビンソン車はオーディオシステムアップが難しいですが、デッドニングならシステムに影響を与えずにサウンド変化が期待できます。
聞き慣れてきてなんとかならないかな?とお悩みの方!是非デッドニング施工お試しいただきたいです!!
工賃は左右ドア2まで¥40,000~です!!
ご依頼お待ちしております!
車のドレスアップ好きの趣味が高じてこの業界に・・・ 車・鉄道・飛行機乗り物全般なんでも好きです。休日は家族で釣りやアウトドアを楽しんでいる多趣味な2児のパパです。







