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TOYOTA「シエンタ」D-PRO TYPE-RE鋼-HAGANE-施工

2023/09/08 16:23 CATEGORY: D-PRO

TOYOTA「シエンタ」ボディカラーはソリッド、グリーン色の「アーバンカーキ」D-PRO TYPE-RE鋼-HAGANE-施工行いました。

車の塗装はソリッド、メタリック、パールの塗装がされています。新車の場合は磨き作業にあたって、いくつか違いがあります。

メタリック・パール塗装

メタリック、パール塗装は、塗装に金属粉やパールマイカ(雲母)が含まれ、複雑な反射、光沢を作り出す特徴を持つています。
新車時の磨き方は、ソリッド塗装に比べてコンパウンドで使用する磨き傷が、金属粉やパールマイカ(雲母)が含まれているため複雑な光の反射が比較的にキズが目立ちにくく、細かなコンパウンドで磨くことができ、工程も少なく仕上げることができます。

色によってキズの見え方が違いますが、先程言いましたが、磨きキズが目立ちにくいので、磨き過ぎると逆に深いキズを入れたり、クリア層がなくなったりしまうので注意が必要です。

 

ソリッド塗装

ソリッド塗装は、塗装に金属粉などの不透明な粒子が含まれていない単色の塗装です。

新車時の磨き方は、メタリック塗装などと比べて、ソリッド塗装は、複雑な光の反射がない単色塗装なので、クスミや磨きキズが目立ちやすい塗装になり、コンパウンドの種類や磨き工程を重視する必要があり、作業工程も多くなります。

コンパウンドの種類や磨き工程を間違うと、ギラギラした磨きキズが塗装面に残り(オーロラキズ)やクスミが起こり綺麗な仕上がりになりません。

双方の塗装の磨き方には、使用するコンパウンドやバフ、ポリッシャーの組み合わせを理解する事で、綺麗な塗装面に仕上げていきます。

D-PRO TYPE-RE鋼のコート剤は1液タイプのガラスコーティング剤で、1パネルごとに塗りこみ拭き上げ作業を進めるコーティングで気温・湿度を管理しないと難しいコート剤で知識・技術が必要でガラスコーティングの被膜は固まれば通常の拭き上げでは取れません。磨き直しが必要になり、確実に拭き上げが求められる作業です。拭き上げに使用するマイクロファイバークロスは常に新しい物を使い特殊発光LEDでムラなく仕上げます

D-PRO TYPE-RE鋼-HAGANE-は、ガラスコーティングの中でも、優れた性能を持つコーティングです。その特徴は以下の通りです。

傷がつきにくい:レアアースを配合することで、硬度9Hという非常に高い硬度を誇るためキズが付きにくくなります。これは、車の塗装を保護し長持ちさせることができます。

汚れがつきにくい:D-PRO TYPE-RE鋼のガラス被膜は、高硬度を誇るガラス被膜ですが、低分子構造による三次元被膜を形成することで、ガラス被膜が柔軟性を発揮し耐汚れ性能を高めています。これにより、頑固な水アカや油汚れは簡単に落とすことがで、洗車の手間を省き、車を美しく保つできます。

高い撥水性能:特殊配合された水弾きは、撥水性と親水性の両性能を備えた撥水タイプで、埃はもちろん、花粉や黄砂の汚れは高い撥水性能により簡単に流し落とすことができます。

高い耐久性:D-PRO TYPE-RE鋼は特に耐久性に優れており一般的なガラスコーティングより高い耐久性を備えています。紫外線カットする効果があり、ボディの劣化を防ぐことができます。

D-PRO TYPE-RE鋼-HAGANE-は、硬度、耐久性、防汚性に優れた高性能なガラスコーティングになります。車を長持ちさせたい方や、綺麗に保ちたい方はオススメです。

ガラスコーティングの耐久性や寿命を少しでも伸ばすためには定期的なメンテナンスが重要になります。「○年メンテナンス不要」と推奨しているケースがありますが、何もしなくてよいと認識している方も見受けられます。ガラスコーティングは車に付いた汚れを落ちやすい状態にする効果がありますが、車が汚れないということではありません。当然、ガラスコーティング表面に油分や汚れが付着すれば、撥水性なども低下します。ここで言うメンテナンスは、「ワックスがけ等が不要」という意味であり、車が汚れたらこまめに洗車することが大切です。

このように、コーティング選びは、お客様との会話が大事なんです。お車の駐車環境、お手入れ(洗車)の回数などお聞きし最適なコーティング選びを行います。決してメリットだけではなくデメリットもお話し納得していただけるまでお話しします。

 

STAFF
村田 総一
SOICHI MURATA
担当:フィルム/コーティング
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趣味はライブ、プロレスだ。ライブ会場に行くには愛車のレヴォーグ。 西へ東へドライブがてら会場へ最長は日帰りで新潟まで行った事がある。