B-PACSBLOG2022新型エクストレイルにBLAMスピーカー!大径サブウーファー追加で迫力のオーディオ空間を構築!!

新型エクストレイルにBLAMスピーカー!大径サブウーファー追加で迫力のオーディオ空間を構築!!


新型のエクストレイルのスピーカー交換とサブウーファーのインストールを行いました。

この新型エクストレイルはじめ多くの日産車には、走行ノイズを同帯域の音を車両から発することで打ち消すノイズキャンセリングといった機能が装備されています。

ノイズが消えるのなら!よりよい環境でオーディオが楽しめるのでは!?と思いきや・・・カーオーディオインストールに問題が生じる結果に。

原因はアフターパーツのサブウーファーから発せられる、低音が車両のマイクでは走行ノイズと判断されてしまい、常にそれを打ち消そうとする音が車両ドアスピーカーより出力されてしまうためです。

乗っている間、常にドドドド!といった感じの音が出るので、正直オーディオ音質がどう?とかの騒ぎではありません。

当初1回のご入庫で作業完了する予定でしたがシステム解析のために時間が必要となり、デッドニング&システム解析とスピーカー&サブウーファー+システム回避対策の2回に分けご入庫頂きました。


前回のご入庫で施工させて頂いたデッドニング↑

ドアデッドニングに関しては、特に施工後もノイズキャンセリングシステムに影響はなく、システム維持での施工が可能なことも確認が出来ました。


このドアスピーカーからのノイズキャンセリング信号が発せられます。

しかも調べるとオーディオアンプ自体がその機能を司っているようで、信号取得にも工夫が必要です。

もちろんスピーカー交換後も純正ナビからの案内音声や、ハンズフリー通話機能などは残したいです。

問題がありましたが複数問題がありましたが、クリアできる策が無事に見つかりました。


ということで、2回目のご入庫をして頂きまして、BLAMスピーカーをインストールしたいと思います。


選んで頂いたのはBLAMの中核!LIVEシリーズのL165Pです。

165㎜のセパレート2wayコンポーネントで、ツィーター・ウーファーそれぞれに別体のクロスオーバーネットワークを備えた、上級モデルさながらの仕様となっています。

ツィーターは20㎜の仕様で、スペース制限のある純正位置へのインストールなどでも多くの車種へ対応可能です。


ドアとスピーカーユニットを繋ぐインナーバッフルはメタルタイプのD-buffleを選択!!

トヨタ楕円タイプを取付穴加工し、エクストレイルのピッチに合わせてインストールしました。

また写真は施工前ですが、バッフルと車両ドア間には空洞ができてしまうため、雨水が溜まる原因や音の回り込みによる音質劣化につながってしまいます。

そこはしっかりと対策を施し、どちらのリスクも回避するように施工致しました。


BLAMのミッドウーファーを取付後↑

ウーファー自体は樹脂コーンタイプとなります。

商品名にP=POWERがついているだけあり、かなり力強い低域が特徴のスピーカです。

デッドニング効果も相まって、かなり低い帯域でも満足のいく再生能力を持っています。


ツィーターは純正位置のスピーカーはキャンセリング対策で残す必要があったので、純正グリル上にアングルマウントを使用して取付けました。

グリル内の方が見た目ではスッキリしますが、音質面では音抜けなども含め、こちらの方が有利になることは説明不要かと思います。

カスタムインストール程、取付性の自由度は確保できませんが、こういった小さな違いは音質面でかなり大きな差を生むことは多々あります。


ワイヤリングのためラゲッジフロアおよび、周辺パネルは降ろします。

ノイズキャンセリング用の車載サブウーファーは取り外しても、エラー等はなかったのでラゲッジより撤去しました。


空いたスペースにサブウーファー用のパワーアンプを設置、当初アンダーラゲッジに置く予定でしたがこちらに移動したことで、アンダーラゲッジの収納スペースはご入庫時と変わらない形でアンプ設置が可能になりました。


サブウーファーは大型をご希望でしたので、ラゲッジは少し犠牲になりますがロックフォードのエンクロージャーサブウーファーP1-1X12を設置しました。

12インチ(25cm)の大口径で見た目の迫力はもちろんですが、その重低音も当然!大迫力!!MAXパワーで鳴らすといったことあまりないと思いますが、余裕を持ったパワー感があることで音質面でも豊かな低域再生が可能となり、鳴らし過ぎない!異音がしない!存在感を消したサブウーファー本来の再生が容易に可能となります。

小さなウーファーを無理して鳴らすと、大きめの音量にした際に再生対応ができず、異音(歪み)が発生してしまいせっかくの音響空間が台無しになってしまいます。


手元でサブウーファーボリュームを任意調整できるコントローラーは運転席アンダーダッシュに取付。

再生ソースによって増減する低域信号、シーンや好みに即時に!合わせるこのできます。

アンプによって対応可否や付属・オプション様々ですので少なくとも対応品を選んでください!!


最後に純正オーディオヘッドでのできる限りの調整を施し、ノイズキャンセリングの回避確認のため走行テストなども行いご納車させていただきました。

途中、サブウーファーなどの追加を諦めざる負えないか・・・といった状況にもなりましたが、無事に2way+サブウーファーの基本システムがインストールできました。

やはり高効率なスピーカーユニット+大径サブウーファーの成すサウンドは純正とは全くの別物です!!

次回は純正ヘッドでは調整範囲の限界があるので、DSP導入にて更なる高音質の追求をさせて頂けたらと思います。

※装着製品
フロントスピーカー/BLAM LIVE L165P
インナーバッフル/D-buffle
ケーブル類/audiotechnica
デッドニング/Dr.ARTEX
パワーアンプ/カロッツエリア D8100
サブウーファー/ロックフォード P1-1×12

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藤井 一輝
KAZUKI FUJII
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車のドレスアップ好きの趣味が高じてこの業界に・・・ 車・鉄道・飛行機乗り物全般なんでも好きです。休日は家族で釣りやアウトドアを楽しんでいる多趣味な2児のパパです。