B-PACSBLOG2022ホンダ シティターボIIのフィルムを貼替!

ホンダ シティターボIIのフィルムを貼替!

ホンダ シティターボIIにウインドウフィルムを施工させていただきました。

ブルドックの愛称で親しまれた名車です。ノンターボのシティよりも迫力を増したエクステリアで、「ダイナミックフェンダー」と呼ばれる大型のブリスターフェンダーが採用され、トレッドがフロント30mm、リア20mm拡大されています。空冷インタークーラーをおさめるためパワーバルジが採用され、リアフェンダーにはダクトも設けられてます。ブルドッグレースというターボIIのワンメイクレースが開催されて盛況になったようですが、名前だけ聞くと勘違いしてしまいそうですね。

大変貴重なお車かつ極上な状態でしたが、クォーターガラス・リアガラスにはスモークフィルムが施工されていました。

今回はリアフィルムは除去し新たにフィルムを貼り替え、フロントガラス・運転席、助手席、小窓にも新たにフィルム施工させていただきました。

早速、リアフィルムをフィルムを剥がします。

剥がし途中の写真はありませんが、年数経過しており除去が大変そうでした。後方のスモークフィルムを剥がすと昔の車らしく色の無い素ガラスへとなりました。こちらの方がすっきりとしていていい感じですね。

リアセット(3面)には。WINCOS PremiumSeries HCN-70を施工

国産の大手フィルムメーカー「リンテック株式会社」の人気カーフィルムシリーズ「WINCOS」から最も遮熱効果の高いPremiumから、なるべく可視光線透過率が落ちない70%のフィルムを施工させていただきました。
淡いブルーが特徴のフィルムで、弊社の中で素ガラス車への装着率は非常に高い鉄板フィルムです。

◆WINCOS HCN-70
可視光線透過率70%を上回りながら、遮蔽係数(しゃへい)0.66とかなり高い遮熱性能を体感できるフィルムです。紫外線カット率は99%と十分なカット力があります。透明系フィルムで安心の出来る国産ブランドで高い遮蔽能力を持ち、さらに近年に見る高価格ではない価格も魅力です。

施工風景も何枚か撮れましたので手順を追ってご紹介したいと思います。

◆フィルムカット
当然、機械カットのデータはありませんので現車で型取りを行いフリーハンドでカットを行います。

データの有無に問わずカットデータを使用せずに貼りこむ場合もあります。車に触れていない状態でももう既に職人技が光ってます。

◆フィルム熱成形
シティが現行モデルの時とはうってかわり今や一枚貼りで仕上げる事が大半なので近年の技術で1枚貼り仕上げを行います。画像はフロントガラスですが、熱成形が必要な箇所は1枚ずつキッチリと成形を行います。

◆養生
養生を行います。シティターボIIのリアガラスはゴムで車体と挟まれているガラスで、軽トラックなども同じ仕様で出来ています。本来であれば取外して施工するのがベターですが状態の良い車両とはいえ、外すとリスクが高いので装着したままの施工となりました。

◆下地処理
フィルム剥離を行いましたが、さらに入念に下地処理を行います。コーティング処理をされているガラスには下地処理は出来ませんがこのガラスは問題無く下地処理を行えます。

◆フィルムの洗浄および準備

◆ガラスの洗浄および施工液の吹き掛け
フィルムの剥離、糊除去を行い、下地処理を施してからさらに洗浄を行います。相当入念に下地には手間暇をかけています。

◆フィルムの貼付け
ようやく、フィルムをガラス面に貼付けします。早業で確実な作業が求められます。糊もズレないように気を付けて作業をしないといけないのでかなり重要な作業かつ難しい作業です。

ゴムで挟まれているガラスなので、隙間の入れ込みなどはかなり慎重な作業を要しています。位置が決まればかなり雰囲気も良い感じですね。

◆フィルムの空気と水抜き
貼付けたフィルムの空気を水を抜きます。

フィルムに傷がつなないよう、施工液を吹き掛けながら作業を繰り返します。

◆チェック
貼り終えたら電球を使い細部のチェックを行います。

飛ばし飛ばしでしたが、1つ1つに職人技が必要な大変難しい作業です。全窓ガラスに作業を繰り返し行います。

ちなみに、フロントガラスもHNC-70を貼れると良いのですが車検には適合しませんので、車検対応中、最高性能を誇る「コボテクト TSM-90C」を施工させていただきました。
紫外線カット率100%(~380nm)で日焼け・内装焼けを防止します。また可視光線透過率90%と多くの車両で車検対応する中でトップクラスの遮熱性能も特徴です。

「車検対応」となるとどうしても性能は高くなりにくいですが、TSM90Cは1つ突き抜けた性能があります。
そのためかなりプレミアムな価格となっておりますが、弊社でも大変人気の高いカーフィルムです。

完成後

リアセットにはWINCOS HCN-70を、フロントガラス・運転席助手席、小窓には先ほどご紹介したTSM-90Cを施工させていただきました。

シティターボIIはフロントガラス周りも、元々淡いブルーのガラスだったため、リアの方が若干濃い感じですが大した違和感もなく元からこうだったかのような仕上がりですね。

見た目も淡いブルーでおしゃれになり、純正とは全く異なる紫外線カット、赤外線カットでかなり快適になりました。

少し角度が違いますが、ビフォーアフター

好みは人それぞれあろうことかと思いますが、清楚な感じになり車のキャラクターに合った雰囲気に変わったかと思います。元々、異常なほど程度の良いお車で博物館に置いてあっても良いほど綺麗な状態だったのでさらにストック感増してます。

おしゃれですねー。HCN-70はほんといいフィルムです。
フロントのTSM-90Cも無色ですが、元ガラスの色が影響して青っぽく見えます。結果オーライな仕上がりですね!

車内からは見ての通り無色です。スッキリしていて見やすいです。元ガラスの可視光線透過率はかなり高かったので、フィルム貼り終えたあとでもかなり高い可視光線透過率でした。車検は特に気にすることもなく余裕の数値でした。

 

ウッドハンドルは今後純正ハンドルに戻るそうで今回のフィルムの選択はさらに効きそうです。少ししか見えていませんが、内装も物凄く綺麗な車両で感動しました。

今回は別の作業もさせていただきましたので施工スタッフにバトンタッチしたいと思います。ぜひお楽しみにしてください。

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有吉 琢磨
TAKUMA ARIYOSHI
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物心がつく前から車が好きで、幼少期にマイカーで回る動物園に行っても車ばっかり追いかけていたそうです。 運転して楽しい車が好きで、ドライブに欠かせないオーディオカスタムもゆっくり楽しんでいます。