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BMW「M2」IKCS シルフィードSC-7008リアフィルム施工

2025/10/03 10:00 CATEGORY: カーフィルム スモークフィルム

IKCSフィルムのシルフィードは、高い遮熱性能と視認性の両立を特徴するカーフィルムです。

高い遮熱性能・UVカット性能:赤外線吸収率が高い金属酸化化合物であるITO(酸化インジウムスズ)を使用したセラミック技術により、赤外線を90%以上、紫外線を99%以上カットします。これにより、車内の温度を抑えて、エアコン効率を向上させ、内装やお肌を日差しから防ぎ、日焼け対策として効果があるフィルムです。

優れた視認性:原材料に着色剤を混ぜる「原着フィルム」製法が採用されて作られているため、色褪せしにくく、車内から外が見えるクリアな視界が保てます。従来の染色フィルムより比べるて、視界の良さが大きな利点です。

プライバシー保護:スモークタイプのフィルムは透過率3%~40%まで異なる濃さの種類が豊富で、車外からの視界を適度に遮り、プライバシー保護する効果があります。

飛散防止効果:万が一事故などで、ガラス破損した際に、ガラスの飛散を防ぐ効果があります。

 

BMW「M2」IKCS シルフィードSC-7008リアフィルム施工です。

現在では、1枚貼りが一般的になった背景

フロントガラス・リアガラスは、横方向、縦方向に湾曲したガラスが多くあります。
ひと昔の車は特にセダン型は、強く湾曲している車が多くありました。

当時のカーフィルムはほどんど伸縮しませんでした。そのため、平な面は問題なく貼れますが、湾曲した面にそのまま貼ると、フィルムが余ってしまい、シワや角状になりガラスとフィルムが定着せず線状の浮き上がりができてしまいました。
当時の湾曲が強いガラスはフィルムを数枚に分割して重ねて貼る(重ね貼り)の方が一般的でした。しかし、この方法だとどうしてもつなぎ目ができてしまい、そこが目立ってしまうというデメリットがありました。

ガラスの湾曲に合わせてフィルムをピッタリと形を作る「熱成形」とという作業です。
ひと昔では、熱成形の技術やノウハウが今ほど確立されておらず、非常に高い技術と経験が必要とされていました。
現在では、カーフィルム施工店の多くは熱成型による1枚貼りを標準として施工されています。

1枚貼りの核となる熱成型の技術は…

・フィルムの収縮方向の理解:カーフィルムは、製造工程上フィルムの収縮の方向性があります。長さの方向(ロールの長辺)はフィルムが縮む性質があり、幅方向(ロール短辺)は、ほとんど縮みません。この性質を活かし湾曲のあるガラスに対し、縮ませたい方向(シワが発生しやすい方向)とフィルムの縮む方向を合わせてフィルムを置くことが、基本中の基本になります。

・ヒートガンによる正確な温度管理:フィルムを成形させるには、ヒートガン(工業用ドライヤー)を使って成形します。
カーフィルムを熱成形するヒートガンの温度設定は450℃~550℃程の高温設定にしつつ一定の距離を保ち常に動かしながら熱をあてます。熱をかけすぎるとフィルムが焦げたり、縮みすぎて変形したり破けたりします。熱をかける見極めが重要な工程になります。

フィルム貼りこみ工程は、1つ1つの工程を丁寧かつスピーディーに作業を進めないと美しく貼られないと思います。フイルムはすごくデリケートですぐにキズや折り目が入り元に戻す事が出来ないですし、モタモタと時間をかけるとホコリなどゴミが入り綺麗に貼れないです。流れるように作業を進めないといけないのです。

IKCS シルフィードは、遮熱スモークフィルムです。通常のプライバシーガラスより夏場の温度上昇を抑え、日差しからの肌へのジリジリ感やクーラーの効きを大幅に改善でき快適な空間へとかわります。
一級ガラス用フィルム施工技能士が在籍し、確かな技術施工で快適な空間をお届けします。

BMW「M2」IKCSシルフィードSC-7008フィルム施工料金。¥45100円(税込)でご提供いたします。

 

STAFF
村田 総一
SOICHI MURATA
担当:フィルム/コーティング
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趣味はライブ、プロレスだ。ライブ会場に行くには愛車のレヴォーグ。 西へ東へドライブがてら会場へ最長は日帰りで新潟まで行った事がある。