B-PACSBLOG2025ルノー・カングーのドアデッドニング!BLAMの魅力をさらに引き出す!!

ルノー・カングーのドアデッドニング!BLAMの魅力をさらに引き出す!!


ルノー・カングーのオーディオシステムアップでのご入庫です。

前回のご入庫でフロントスピーカーにはBLAM(ブラム)のシグネチャーをインストールさせて頂きました。


一般的な国産車に比べるとサービスホールが一箇所です。

パワーウィンドウなどの構造物などがシンプルなんでしょうかね??

デッドニングするのには良い環境です。



前回に取付けたBLAMメタルバッフルでのインストールで耐久性と剛性を重視した取付としています。

ここに今回デッドニング処理を施すことで、土台になるドア鉄板の剛性が上がる為、これまで以上に低域がしっかりとします!併せて中音域の再生も低域の無駄な振動の影響が低減するので、より再現性の高い音質を望める訳です!!

前回設置したクロスオーバーネットワークも作業のために一旦取り外します。


デッドニング作業の開始です。

まずはメンテナンスホールに貼り込まれた、防水用のウレタンシートを除去していきます。

国産車の場合多くはビニールシートで覆われていますが、輸入車は少し違った素材となります。


シートの接着剤も種類が違い、国産車は柔らかいブチルゴムでの接着ですが、ルノー・カングーではアクリル系?っぽい素材が使われていました。

このタイプの材質は剥がす前にヒートガンで少し暖めてやることでキレイに除去できますね!!


そうすることで再使用が可能なくらいに綺麗に剥がすことができました。

板金作業などだとこのシートをこのまま戻すことができるくらいのレベルです。

今回はデッドニングなので破棄しますが・・・捨てる部品もキレイに取り外したい!ちょっとしたこだわりの紹介でした(笑)


ハーネル類も型取りや貼り込み時の作業性確保のため固定を取り外します。

こうする事でデッドニングのハーネル類の取回し処理などが、とてもきれいに仕上がります。


ドアアウターパネル、インナーパネル共にDr.ARTEXを使用!

比重バランスの良い、厚み2.6㎜のGOLD HDを使用しています。

アウターパネルは正方形や長方形のシートを間隔を空けてスポット貼り、

インナーはドアハンドルなどの可動部を除きほぼ全面に施工にしています。

アウターをスポット貼りするのは制振効果は落とさずに、重量増をできるだけ減らすためです。

闇雲に貼り過ぎるとドア重量が嵩み過ぎて開閉時の操作感も悪くなりますし、それに伴いヒンジの負担も増えるのでバランスの良い所を狙っています。


BLAMのミッドウーファーを再取付!

ドア周囲のウレタンはスピーカーとドアトリムとの隙間を埋めることで、トリム裏への音漏れを防ぎダイレクトにスピーカーの振動エネルギーをスピーカーグリルから放出できるように貼り込んでいます。

ドアトリム復元後に音出しチェックを行いました。

ノーマルオーディオの調整範囲なので僅かではありますが調整を加えました。

デッドニング前は低域を少し上げ目にしてした感じですが、デッドニング施工により剛性感も増し、密閉度も増したことでドアがエンクロージャーに近くなり特に低域が元気になりましたので、レベルを落としました。

余裕で再生できる分は中域再生に仕事量が振り分けできるので、結果は中低域すべてに良い結果をもたらすことになりました。

更なる低域の増強!再現度UPとなると最もわかりやすいのはサブウーファー導入になるかと思います♪

次回のシステムアップも是非ご検討よろしくお願いいします。

ご依頼&ご入庫ありがとうございました。

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藤井 一輝
KAZUKI FUJII
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車のドレスアップ好きの趣味が高じてこの業界に・・・ 車・鉄道・飛行機乗り物全般なんでも好きです。休日は家族で釣りやアウトドアを楽しんでいる多趣味な2児のパパです。