B-PACSBLOG2025トヨタ・70ランクルのリアカメラ配線!あなたのは見えてていませんか??

トヨタ・70ランクルのリアカメラ配線!あなたのは見えてていませんか??

2025/05/26 19:00 CATEGORY: 電装全般


トヨタ・ランドクルーザー70にドライブレコーダーを付ける際のワイヤリングのお話です。

↑はフロントのドライブレコーダーです。

フロントに関してはピラーカバーもあり何ら問題なくスマート取付が可能です。

しかしリアは少し問題あります!!


ランクル70は発売当時の車両から復刻版に至るまで両開きのリアゲートを採用しています。

ゲート自体の基本構造や部品も発売当時と同様の物で構成されているので、隠して配線を通す余裕などが無かったりします。

5:5ではなく7:3くらいの開閉比率でゲートは構成されているので、車両中央にリアカメラを取付けるとなると↑の7側の大きなガラス面になります。


リアゲート内側には一部分だけトリムカバーが取付けられていて、カバーの部分には配線を隠すことはできますが、これだけでは十分な隠蔽配線が出来ません。


問題はこの部分です↑

写真中央のネジ受け部まではカバーがありますがゲート窓枠はゴムの縁取りと二重構造の鉄板となっていて、容易に配線しようとすると一部が見えてしまう形になります。


以前入庫してきた別の車両の写真で、通常の取付配線ですとこのような感じで配線がゴム縁とゲート下のトリムの感が思いっきり配線が見えてしまいます。

これは写真右端の二重鉄板部への通線作業が難しいためで、一般量販店や販売店取付外注業者などは1台に対しての取付時間を十分に取れない(取らない)傾向があるので、時短での取付を優先して↑の様な配線処理になることがほとんどです。

でも自分の愛車ならなるべく避けたいところですよね!↑の車両は車体が黒のためまだ目立ちませんが白など淡色系の塗装色ならやはり気になるレベルです。


ビーパックスでは↑の仕上がりをスタンダードとしています↑↑

配線を通すのに手間のかかる二重鉄板部をゲートの上端部から配線することで、カメラ付近の配線しか見せない隠蔽配線で施工しています。

お店によっては追加工賃で対応しているところもあるようですが、やはり専門店ならではの差別化を重視!理想的な仕上がりを標準化しています。


カメラからゴム縁までの3~4㎝のみの配線露出なので全く気にならないかと思います。


ゲート内の配線には防水シートを一部剥がす必要がありますが、接着には柔らかいブチルゴムを使用しているのでむやみに剥がすと戻した際に物凄く汚い見た目になってしまうので、剥がし方にも一工夫しています。



ゲートのトリム類を戻すとこの通り配線はスッキリ!!

ノーマル状態をキープしています!!

機能的に何か変わるわけではありませんが、細かな取付のこだわりで後付けの製品自体の見た目がかなり変わります。

専用品では無いから多少は仕方ない・・・あきらめる前にできる最善の処理は今回の70に限らず施しています。

クリーンでスマートな取付は製品の耐久性を左右することもありますので、ドラレコの取付は是非!専門店で!!

既設製品で隠して取付できないか?といったような配線のやり直しもお気軽にご相談ください!!

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藤井 一輝
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車のドレスアップ好きの趣味が高じてこの業界に・・・ 車・鉄道・飛行機乗り物全般なんでも好きです。休日は家族で釣りやアウトドアを楽しんでいる多趣味な2児のパパです。