B-PACSBLOG2025RAYS マット塗装ホイルコーティングのメリット、デメリット。

RAYS マット塗装ホイルコーティングのメリット、デメリット。

2025/05/26 13:03 CATEGORY: ボディーコーティング

RAYS マット塗装ホイルコーティング施工行いました。
マット塗装されたホイルコーティングのメリット、デメリットをお伝えします。

マット塗装されたホイルコーティングのメリット

マット塗装のホイルは、その独特な質感で非常に人気があり、塗装がデリケートなため、適切なケアが必要です。コーティング施工をすることで、以下のような多くのメリットが得られます。

汚れの固着を防ぎ、メンテナンスが容易になる
マット塗装の表面は微細な凹凸があるため、通常のツヤがある塗装よりも汚れが固着しやすい性質があります。
コーティング施工することで、凹凸が滑らかになり、ブレーキダスト、泥、水垢、油汚れなどが付着しにくくなります。結果として、軽い水洗いや拭き取りで汚れが落ちやすくなり、日常のお手入れが楽になります。

キズや擦れから塗装面を保護する
マット塗装は、微細な凹凸があるため、洗車時の摩擦、飛び石、小さな接触などによる細かなキズがつきやすい傾向にあります。
コーティング被膜による、物理的なダメージから塗装面を保護するバリアとして機能します。ホイルの美しい状態を長期間維持するのに役立ちます。

色褪せや劣化を抑制する
紫外線、酸性雨」、融雪剤、路面から跳ね上がる化学物質などは、マット塗装の劣化の原因となります。
コーティング施工することで、外的要因から塗装面を保護し、塗装の劣化の進行を遅らせる効果が期待できます。
特に屋外駐車場や過酷な環境下での走行する際は、その保護効果が期待できます。

マット塗装の質感を損なわずに保護できる
多くのホイルコーティング剤は、ツヤを出す目的としていますが、マット塗装にコーティングできるコーティング剤は、マットな質感をそのまま、あるいは質感損なうことなく保護するように設計されています。これにより、マット塗装の魅力である独特の落ち着いた風合いを長く楽しむことができます。

耐久性の向上
コーティングによって、ホイルの全体の耐久性が向上します。特に、耐熱性、耐薬品性に優れ、ブレーキから発生する高温や洗剤などの化学物質にたいしての塗装面を保護し、ホイルのコンテションを長期間、保つことができます。

これらが、メリットになります。

マット塗装されたホイルコーティングのデメリット

コーティング剤の種類によっては質感は変化する可能性がある
コーティング剤の種類や施工方法によっては、マット塗装特有の落ち着いた質感が損なわれ、ツヤが出てしまったり、塗装ムラが発生する可能性があります。
マット塗装の質感に影響を与えない、または、専用に開発されたコーティング剤を使用しているか施工店に確認する必要があります。

・完璧な保護ではない

コーティング施工で、確かに塗装面を保護しますが、完全にキズや劣化を防ぐものではありません
過度な衝撃や鋭利なものであれば、コーティング層を突き破って塗装面にキズがつきます。
使用環境やメンテナンス方法によっては、コーティング寿命が短くなることもあります。

適切なメンテナンスが必要
コーティング施工したからといって、全くお手入れが不要ではありません。コーティング効果を長く維持するためには、定期的な洗車や適切なメンテナンスが必要です。特にマット塗装は、力を入れすぎた洗い方はNGです。それと、不適切な洗車や洗剤もNGです。特にブレーキダストクリーナーの使用は控えてください。化学変化させて汚れを取りやすくできますが、凹凸に洗剤や汚れが入り込むと落ちなくなります。

これらが、デメリットになります。

 

今回のRAYS マット塗装ホイルコーティング施工は、タイヤが組んでいない入荷後のホイルコーティングです。
ホイルを洗い油分を取り除いた後、コーティング塗り込みに入ります。
マット塗装は凹凸が有り容易にキズが入るので、化粧品のファンデーションを塗るスポンジバフに似た柔らかいスポンジで塗り込みます。
ツヤ有りは塗り伸ばすイメージで塗り込みますが、マット塗装はコーティング剤をしみ込ますイメージに近いです。コーティング剤が多すぎず、少なすぎず適切な量で優しく塗り込みます。

マイクロファイバークロスで拭き上げです。
余分なコーティング剤をマイクロファイバークロスで吸い取るイメージで拭き上げます。
力を入れすぎず、優しく優しく拭き上げます。塗りムラ、拭き残しが無ければ完成です。

質感を損なわず、仕上がりました。

マット塗装のホイルコーティングは、マット塗装専用ホイルコーティング剤でも色によっては、ツヤが出たりする可能性があります。
施工の際は、専門店やホイルショップにご相談されることをお勧めします。

参考価格。20インチ4本セット(アウター側)のみ ¥33000円(税込み)
20インチ4本セット(アウター側、インナー側)¥55000円(税込み)となります。

 

 

 

STAFF
村田 総一
SOICHI MURATA
担当:フィルム/コーティング
執筆記事一覧 ≫

趣味はライブ、プロレスだ。ライブ会場に行くには愛車のレヴォーグ。 西へ東へドライブがてら会場へ最長は日帰りで新潟まで行った事がある。