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フロント3面フィルム施工の誤解と真実

2026/02/26 16:59 CATEGORY: カーフィルム

「フロント3面に透明遮熱フィルムを貼っている」と伝えただけで、まるで悪いことでもしているかのような視線を向けられたり、ネットで「車検通らないでしょ」と即座に否定したコメントを見ることがあります。

せっかく高機能なフィルムを選び、快適な車内空間と日焼け防止のために投資したのに、その努力が「」や「不正改造」とひとくくりにされるのは非常に切ないものです。

なぜ?フロント3面への施工がこれほどまでに誤解されやすいのか?その背景と真実を紐解くブログ記事にしました。

フロント3面にフィルムを貼るのは、なぜ?「悪」なのか?誤解が生じる3つの理由と真実。

「最近の夏は暑すぎるから、フロントガラスに遮熱フィルムを貼ったんだ」そんな会話をした時、相手から「それって違反じゃないの?」「お巡りさんに捕まるよ!」「車検。通らないよ!」とネガティブな反応を返された経験ありませんか?お客様から、そう言ったご相談は多いです。

実は、フロントガラスや運転席・助手席の窓にフィルムを貼ることは、法律(道路運送車両法)で明確に認められている正当なカスタムです。それなのに、なぜ?世間では「フロント3面=悪・違法」というイメージが根強いのでしょうか?

今回はその「誤解の正体」を解説します。

①「フルスモ」時代の負の遺産

一番と言ってもよい、最大の理由は、1990年代~2000年代初頭にかけ流行した「フルスモ(フルスモーク)」の記憶です。
当時は、フロント3面にも真っ黒なフィルムを貼る車両が多く存在し、懸念された理由になります。

車内が見えないことへの恐怖心:周囲からドライバーの顔が見えないため、威圧感を与え「不審者が乗っているのではないか?」「犯罪しているのではないか?」という不安を煽りました。

・視認性の悪化による事故:夜間の視界が極端に悪くなるため、安全上の問題が深刻視されました。

この時代のイメージが強烈に記憶に残っているため、年配の方や保守的な層からは「フロントに何かを貼る=ルールを無視したヤンチャな車」という色眼鏡で見られてしまう原因になりました。

ビーパックスはフルスモの施工は全てお断りしています。

②「可視光線透過率70%」というシビアな壁

次に、「透明ならOK」というルールが正しく理解されていない点です。法律では以下の基準が定められています。

保安基準:フィルム施工後の状態で、可視光線透過率が70%以上確保されていること。」記載させています。

実はここが落とし穴で、「透明なんだから70%なんて余裕でしょ!」と思われがちですがここがポイントになります。

ガラス自体の透過率:素ガラスの状態で75%~80%程度の数値です。最近の車両には、UVカットガラス(紫外線カットガラス)が標準装備となっている車が多くなり、そのガラスが70%は超えていますがギリギリの数値(72%~75%)になっているものがほとんどです。

・わずかな低下が命取り:高性能な透明遮熱フィルムを貼っても、数%下がります。施工後の数値上「70%」ギリギリになるケースが多いです。ここがポイントで、見た目は透明でも、可視光線透過率測定器で測定したら、「アウトかもしれないというグレーゾーンなイメージが「フロントにフィルムを貼るにはリスクがある=悪」という認識を加速させています。

③一部ディーラーや整備工場の「一律お断り」の姿勢

ユーザーを一番悩ませるのが、プロであるはずの一部ディーラーや整備工場の対応です。

一部ディーラーや整備工場では、トラブルを避けるために「後付けフィルムを貼ってある時点で入庫拒否」の独自のルールを設け「可視光線透過率の設定を大幅に上げ独自の基準を下回るとフィルムを剝がさないと保証等受けることができない」と厳しいルールを設けていることがあります。

このような厳しいルールを聞かれたユーザーは「ディーラーがダメって言うから、やっぱり悪いことなんだ」「車検が通らないから違法なんだ」「万が一車が壊れたら保証が受けられないからやめておこう」とプロが拒否することで、ユーザー側にこうした誤解が定着してしまいました。
実際には透過率70%をこえていれば合法なのです。しかし一部では、「測定器の誤差による車検不適合のリスク」負いたくないという店側の都合が「悪」のイメージを補強しまっているのです。

それでも、「フロント透明遮熱フィルム」が正義である理由

誤解されやすいフロント3面フィルムですが、正しく施工されたフィルムには、それを上まわる圧倒的なメリットがあります。

熱中症対策・疲労軽減:車内に入ってくるジリジリした赤外線をカットし暑さ対策になり、エアコン効率を高めることにより燃費も高めることができます。

UVカットによる健康・資産保護:皮膚へのダメージを防ぐだけではなく、ダッシュボードなどの内装劣化(ひび割れ)を食い止めます。

・飛散防止:万が一ガラス破損した場合、ガラスの破片が飛び散るのを防ぎ、乗員を守ります。

一度フロント3面にフィルムを貼ると、「もう、フィルム貼ってない車は乗れない」とお客様にフロントにフィルムを貼るのは良いものだという声は多くいただいています。

たいせつなのは「正しいの証明」

フロント3面にフィルムを貼ることは、決して「悪」でありません。むしろ、現代の猛暑から自分と車を守るための「賢い選択」であり周囲の視線を気にする必要はありませんが、あらぬ疑いを晴らすために、以下の2点を意識しましょう。

1.フィルムをフロントに貼る場合は必ず「可視光線透過率証明書」発行できかを信頼できるお店や専門店に必ず確認してください。

2.法改正や最新の測定器(PT-500等)に対応したショップを選ぶことです。

まとめ

「フロントに遮熱フィルムを貼る=悪」という誤解は昔の「フルスモ」による違法改造の悪いイメージや、一部ディーラーの厳しいルールのもとで、入庫制限が「悪」という風評被害を生んでいます。
実際は、可視光線透過率70%以上なら法律で認められた正当なカスタムで、「不正改造ではありません。」「車検は通ります」「悪」ではないのです。
現代の猛暑対策には、むしろ必要なアイテムになり「賢い防衛対策」なりつつあります。

以上まとめになります。

ビーパックスはこの問題解決に長年にわたり活動を行っています。
フロントにフィルムを貼る=悪」ではなく、透過率70%以上であれば、「フロントにフィルムを貼る=善」なんだと知識を入れて頂ければ幸いです。

STAFF
村田 総一
SOICHI MURATA
担当:フィルム/コーティング
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趣味はライブ、プロレスだ。ライブ会場に行くには愛車のレヴォーグ。 西へ東へドライブがてら会場へ最長は日帰りで新潟まで行った事がある。