B-PACSBLOG2023聞き慣れたスピーカーが激変!?デッドニングで本来の音を♪

聞き慣れたスピーカーが激変!?デッドニングで本来の音を♪


走れる雰囲気!満々でMT換装された日産・ローレルのオーディオをシステムアップしました。


ヘッドユニットにはサイバーナビが取付けられていたので、オーディオ調整機能は安心です。

調整は最終にしておいて、今回はフロントドアへのデッドニング施工を行います。


ご入庫時にはカロッツエリアのセパレートスピーカーC1730Sがインストール済みでした。

インナーバッフルはメタルタイプでしたので、変更せずこのまま使用します。

デッドニング後はさらにメタル効果がブーストすることでしょう!!


デッドニングの下準備でドアインナーの防水ビニールとブチルゴムを除去、オールペンされているので作業はいつもよりさらに慎重に行いました。

アウターパネルの脱脂は塗装ミストが必ず付着しているので念入りに処理を施します。

その後インパクトビームを挟むように制振材を貼り込みます。


スピーカー裏には開口部よりも二回りほど大きく制振材を貼り込み、スピーカー裏に発生する定在波対策としてアコースティックコントロールシートを貼り込み。

吸音や拡散効果を高めるため、このシートは口径に合わせた肉抜きが可能で状況に応じたセッティングが出来るのが特徴です。


インナーパネルを施工する前に追加作業でスピーカーラインの新規引き込みを行いました。

使用したのはオーディオテクニカのRSシリーズのRS130です。

サイバーナビのマルチチャンネル接続を活用したフロント2wayシステムにより、これまでのパッシブ2wayに比べて調整による自由度が比較的に向上します。


ワイヤリング→インナーパネルの施工後です。

ドア開閉やロック機構がピアノ線タイプの年代のお車なので、現行車に比べ少しコツが必要です!!

現行車はワイヤー式でチューブ内で稼働するため、制振材を上から貼りこんでも動作不良が起きません。

しかしこのタイプは可動部が露出している為、カバー等を設けて可動範囲を確保しています。


カロッツエリアのミッドバスを戻し、内張側への音の回り込みを防止するウレタンを貼り込み、コーンからの振動エネルギーをしっかりと生かす処理を行います。

またバッフルの取付ビスにもマル秘プチチューンを施し、剛性感を高める処理も施しました。


仕上げにサイバーヘッドにてマルチチャンネル化の設定を行いました。

各ドライバーごとにTAやレベル設定が可能となり、調整の自由度が飛躍的に変わりました。

これによりステージングの再現がより明瞭となり、聴きやすく心地よいサウンドが実現!!

入庫時とユニット変更を行わないながら、別格サウンドカーへと変貌を遂げました。

制振処理と調整はとても細かな変更ですが、オーディオシステムにとって重要なポイントです。

聞き慣れたユニットのサウンドが、想像以上に変わるデッドニングやワイヤリング変更!!

皆様のお車にも、ぜひ試して頂きたいおすすめメニューです!

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藤井 一輝
KAZUKI FUJII
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車のドレスアップ好きの趣味が高じてこの業界に・・・ 車・鉄道・飛行機乗り物全般なんでも好きです。休日は家族で釣りやアウトドアを楽しんでいる多趣味な2児のパパです。