B-PACSBLOG2019コアキシャルスピーカーで高音質♪♪

コアキシャルスピーカーで高音質♪♪

弊社でのスピーカー販売&取付で最も多いのはセパレート2Wayタイプです。
社外スピーカーなどにをグレードUPした経験のある方は、
一度は付けたことがあるタイプではないでしょうか??

2Wayタイプのスピーカーの中には2パターンあり、
中低域のミッドウーファーと高域のツィーターが一体型のコアキシャル
別々の部品構成で音場環境が整えやすいセパレートタイプに分かれます。

一般的にセパレートタイプのほうがコアキシャルに比べ、
価格帯が高価で音質面でも有利なことは知られていますが、
ユニット自体の特性(クセ)やインストール方法、
取付場所によって逆に良い場合もあります。

今回、インストールしたホンダ・フィットですが、
先に結果を申し上げると、コアキシャルでかなり良い結果が出ました。


まずはベースとなるインナーバッフルを型紙をつくり制作します。
ホンダのドアは純正ボルト穴を使用する構造にすると、
通常のバッフルよりも、少し手間の掛かる形状になります。
バッフル内周側に取付ボルトが入るタイプで、
他メーカーだと三菱車なんかに見られる構造ですね。
手仕上げでボルト部の切り欠きを付けていますが、
均等にイイ感じの仕上がりにできました♪


防水に関してはワンオフ制作の場合、ポリエステル樹脂の塗り込み、
その後、塗装仕上げを施し耐久性重視の工程を踏んでいます。

市販の汎用バッフルで雨水に侵食されて剥離を起こしている物を見ます。
明らかに防水位処理不足で最悪は剥離した隙間から、
車内に雨水侵入なんてことも・・・。
化粧塗装で見た目ばかりカッコいいものもありますが、要注意です。


今回の良い結果が出たスピーカーがこちら↑
アメリカンパワーサウンドで人気のRockfordです。
三菱車の純正オーディオに供給されたことでも有名ですが、
エレクトロやHIPHOPなど低域の効いたソースに最適だと思います。
いわゆるドンシャリが好みの方にはマストなメーカーではないでしょうか??

そんなRockfordですがソースや車種、取付場所によっては、
高域が少しキンキンとキツく感じることもあります。
セパレートだと音像や定位感を意識し、
ツィーターを高い位置にすることが多いですが、
リスナーまでの距離によっては上記の症状が出やすいかと思います。

今回はドアスピーカーを[T1675]コアキシャルにしたことで、
キンキンしやすい高域がとてもナチュラルになった印象です。

取り付け位置とツィーターベースの角度がフィットにはピッタリのようで、
調整後のサウンドはとても満足度の高いものへ仕上がりました。

価格もセパレートに比べ、かなりリーズナブルなので、
セパレートは高いから・・・とスピーカー交換を諦めている方!
コアキシャルでコストパフォーマンスに優れたサウンドUPしてみませんか?

価格↑高=高音質は否定はしませんが、
価格↓低=低音質は否定します!!
システム構成と取付や調整次第で低価格で高音質なカーオディオは可能です♪


もちろん今回もデッドニングは抜かり無く施しています。
エンクロージャー付きタイプを除きますが、
リーズナブルなスピーカーもハイエンドなスピーカーでも、
デッドニング無しでは、ポテンシャルを発揮できません!
ドアデッドニングは必須です!!

現在、社外スピーカーに交換しているが音がイマイチ・・・って方!
デッドニングだけでもお気軽にご依頼ください!必ず音は変わります♪♪

※使用アイテム
・スピーカー Rockford T1675 ¥29,000(税抜)
・デッドニング SILENT COAT/SC-M2-4.0
———————SILENT COAT/SC-M4-4.0
———————audio-technica/AT7570R

スタッフ顔写真:藤井 一輝
STAFF
藤井 一輝
KAZUKI FUJII
担当:セキュリティ/オーディオ
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車のドレスアップ好きの趣味が高じてこの業界に・・・ 車・鉄道・飛行機乗り物全般なんでも好きです。休日は家族で釣りやアウトドアを楽しんでいる多趣味な2児のパパです。