ミツビシ・デリカD5にカロッッエリアTS-V174Sを快音インストール♪♪

ミツビシ・デリカD5でスピーカー交換とデッドニングでのご入庫です。
迫力満点な外装に負けないパワフルなサウンドを目指して施工していきます。

現行のデリカD5で新車時の装着ヘッドユニットの選択肢として、ほぼこれしかない?ALPINEのBIG-Xです。
ナビヘッドですがバンドパスなどを備えたオーディオ調整機能もとても使い勝手の良い世代のBIG-Xです。

デリカのドアスピーカーはスライドミニバン系の中では珍しく、ドア中程の高さにミッドウーファーを備えているのでステージングには有利ですね。
しかしこの位置はサイズ的な制限が多くなりがちなので、インナーバッフルでのインストールではユニット選びに特に注意が必要です。

ツィーターはダッシュ奥にグリルといった6スピーカー車以上のオーソドックスな構成ですが、グリル側にツィーターがマウントされていてサイズ的にあまり大きくないので、社外品をそのまま取付となると対応品は数少ないかと思います。

今回はカロッツェリアのスピーカーシリーズで松竹梅の松に当たるVシリーズをインストールします。
カーボンファイバーを使ったコーンや大径のツィーターにバイアンプ&ワイヤー対応のパッシブネットワークの上位機種らしい構成です。

注目ポイントはココ↑
CやFシリーズは海外製造ですがVシリーズだけは誇り高きMADE IN JAPANです!!
やはり上位機種ともなると設計や素材を生かした製造過程が必要!故の国内製造なんでしょうね!!
なんでもかんでも海外製造が増える中、こういった製品も存在するのは個人的に嬉しいです。

ドアにスピーカーをマウントするためのインナーバッフルはカロッツェリアのメタルタイプを選択↑
木製に比べて少々値が張りますが、耐久性や剛性の高さによる音質への貢献度は価格以上の価値があります。

スピーカーの取付に入る前にまずはドアのデッドニングを施工します。
ドアトリムを取り外し防水ビニールを剥がしていきます。
防水ビニールは粘度の高いブチルゴムで貼付されている為、除去には注意が必要です。

ノーマルのフロントスピーカーは16cmぐらいです。
今回は17㎝にサイズアップするのでコーン面積が増えるため特に音圧面で有利になります。

三菱車特有のスピーカー固定方法↑
回して取り外す構造で樹脂製のツメがドアパネルに引っかかる構造になっています。
メンテ性は良さそうですが、固定方法としてはやはり少し弱い部分があるように思います。

ドア周り完成後↑
アウターパネルとインナーパネルにはDr.ARTEXを使用しています。
V174Sは別体式のパッシブネットワークを採用しているので、非常にコンパクトでドア内の配線処理も容易です。

メタルバッフルでマウントしたミッドウーファーはボルト固定でタッピングネジとは剛性感が段違いです。
カーボン製の大径コーンと併せることで太く力強い低域再生が期待できますね!!
この後に内張への音の回り込み防止のスポンジテープを外周に施工しトリムを戻して完成です。

高域用のツィーターは置き型のマウントを使用してダッシュ両端に設置しました。
このマウントは設置後もボールジョイント構造によりアングルの微調整が可能です。
芯出しはレーザーを使用して行いました。
この後BIG-Xの調整機能を使用して可能な限り、車種や取付環境に合わせた補正を掛けていきます。
この工程を加えることでスピーカーの性能を引き出すと同時に、物理的にスピーカーに対して等距離に着座できない自動車特有のセンターズレを補正することでダッシュボードの任意の位置にステージセンターを配位置できます。
イメージ的にドアのスピーカーの存在を消して、すべての音がダッシュボード上から聞こえてくるような感じに仕上げます。
ステレオヘッドフォンやイヤフォンで聴いたときは頭の中央で鳴っている様な感覚になりますよね?
まさにそれをダッシュボード上に組み上げていくようなイメージです♪
百聞は一見に如かずといいますが、オーディオでは百見は一聞に如かずといえます!!
交換後は非常に満足感の高いメニューです!愛車の音質UPで快適なドライブをお楽しみください!!
ご依頼いただきありがとうございました!!
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車のドレスアップ好きの趣味が高じてこの業界に・・・ 車・鉄道・飛行機乗り物全般なんでも好きです。休日は家族で釣りやアウトドアを楽しんでいる多趣味な2児のパパです。








