B-PACSBLOG2025トヨタ・プリウス スピーカー交換+デッドニング+DSPアンプのオススメセットメニュー♪

トヨタ・プリウス スピーカー交換+デッドニング+DSPアンプのオススメセットメニュー♪


トヨタプリウスでオーディオシステムアップのご入庫です。


80プリウスはディスプレイオーディオ↑

デジタルデバイスのリンク対応性はイマドキではありますが音質はやはり特別イイものではありません。

そしてこのディスプレイオーディオ車はスピーカー交換だけではステレオシステムとしてのいいところが使いきれません。

理由は少し難しい話にはなりますが、各スピーカーに大きな位相ずれがあります。

このおかげでスピーカーのみの交換では高域が少し増えた!低域が少し増えた!!程度しか望めません。

ステージングやボーカルの定位はノーマルの時と同様にズレたままなので、まとまりが無く表現するならば各スピーカーがバラバラの位置でになってしまっている状態となりま。

そこでどうすればいいのかというと・・・位相ずれを補正するわけですが、この補正に必要な調整機能はDSPユニットしか持ち得ていないです。


そこで今回は根本的な音質の改善をするべくスピーカーの交換とDSPアンプをインストールします。


DSPはコストパフォーマンスに優れたBeatSonicのTOON-Xをインストールです。

フロント2wayマルチシステム+サブウーファーのスタンダードなシステムであれば、このユニットで問題なく制御可能です。

最大45W×4chのAB級アンプを搭載し6chDSPを装備します。

そしてかなりコンパクトなのでシート下はもちろんセンターコンソールの空きスペースなどにも入ります。


もう一つの特徴は純正ユニットに対して専用ハーネスでの接続に対応しているので、ハーネスに加工を加えずに接続が可能です。

マルチ接続する場合もこのDSP側のハーネスを切断加工することで、純正配線には加工を加えることなくワイヤリングが可能です。


交換するスピーカーにはカロッツエリアのミドルクラスCシリーズをセレクト↑

純正ツィーターグリルにピッタリと収まるツィータータイプのTS-C1746Sです。

トヨタ・スバル・ミツビシ・マツダへ対応車種があります。


スピーカー交換と同時で人気メニューのドアデッドニングを施工します。

プリウスはメンテナンスリッドタイプなのでパネル外し~ハーネス外し~徹底脱脂と進めていきます。

↑はアウターパネルのデッドニング施工後です。

インパクトビームなどを避けてスポット貼りした後、スピーカー裏には吸音拡散素材を貼り込みます。

交換するスピーカーの良さを引き出す処理を施していきます。


インナーパネルのデッドニング完了後↑

リッドは取り外しを考慮した施工し、ワイヤーハーネス類も動作や接続性に問題の無いように防水処理を施してあります。


スピーカー取り付けに進みますが、純正スピーカーを取り外したままでは口径やネジ位置が違うので取付できません。

そこでインナーバッフルボードという変換スペーサーの役割の物を取付けるのですが、木製や樹脂製金属製などがあります。

木製や樹脂製は安価ですが耐久性が低かったり、対応口径が少なかったりといったデメリットがあります。

メタルは耐久性や剛性は高いですが価格が高いといったデメリットがあります。

とはいっても最近はメタルも少しお手頃になり、後々腐食して再交換などの手間をや出費を考えると、1発で間違いのないメタルタイプを選ぶのがお勧めになります。

カロッツエリアのメタルバッフルを取付しました。


その上にカロッツエリアのC1746Sのミッドウーファーを取付。

メタルの場合取付もタッピングではなくインサートナットなのでネジボケしたりするリスクがかなり低いです。

高トルクでの締め付けも可能なので低域再生で差が出ます。


そのあとはスピーカーを囲うように低反発スポンジを貼り込みます。

これはドアトリムを閉めた際にトリムの間の挟み込む形で収縮します。

それによりスピーカーグリルとスピーカーコーン面が隙間の無い通路となり、音エネルギーがドア内に漏れることなく車内にようになります。

音圧感も得られますが、ドア内に漏れる音を抑える事で異音の発生を抑える事も可能です。


ツィーターはダッシュボード奥のグリルを取り外しマルチ接続のためTOON-Xよりスピーカーラインを新規で直接配線をしましした。

取付方法自体はボルトオン設計なので入れ替えのみですね。


TOON-Xは助手席下のデッドスペースを活用して取付後の車内スペースも犠牲にならないようにしました。

コンパクトな機種はこういった技が使えるのでトータルで満足感が高いですね!!


取付完了後はPC接続でDSPのセットアップを行います。

冒頭で述べた位相ずれもこの中の機能調整で補正し、調整後はダッシュセンターでのステージングにより定位感が際立つステレオ空間になりました。

従来であればこのシステムは25~30万スタートぐらいのコストが掛かりましたが、コスパに優れた製品の登場でハードルが下がってリースナブルに高音質を楽しめるようになりました♪

入庫時とは比べ物にならない音響空間に驚かれたのではないかと思います。

サブウーファーで低域を強化するとさらに臨場感に溢れた音響空間の構築も可能ですので、是非ご検討宜しくお願い致します。

ご依頼&ご入庫ありがとうございました。

受付 時間10:00~19:00
075-312-8868

メールでのお問い合わせはこちら➡「お問い合わせ」

〒615-0878 京都府京都市右京区西京極北衣手町60 [ MAP ]

スタッフ顔写真:藤井 一輝
STAFF
藤井 一輝
KAZUKI FUJII
担当:セキュリティ/オーディオ
執筆記事一覧 ≫

車のドレスアップ好きの趣味が高じてこの業界に・・・ 車・鉄道・飛行機乗り物全般なんでも好きです。休日は家族で釣りやアウトドアを楽しんでいる多趣味な2児のパパです。