スマート・フォーフォーのスピーカー交換！！コスパ抜群なBLAMのエントリーモデル♪

スマートの5ドア車、フォーフォーのスピーカー交換でのご入庫です。

スマートのオーディオ依頼は街中で遭遇する確率を考えると、結構な頻度で入庫してきます。

ノーマルオーディオはCDソースがメインでUSBオーディオにも対応していますが、オーディオパッケージ車以外はフロントスピーカーのみの装備となり、さらにドアに配置されるのはフルレンジスピーカーです。

そのため音質は正直イマイチです・・・なのでスピーカー濃い感の依頼が多いのかもしれません。

とは言っても、輸入車となると国内メーカーでの適合情報などがあまりなく、適合の取れている国産車などに比べて施工費などのコスト面の心配が出てきます。

しかしビーパックスではスマートに使用できる汎用製品をご用意できます。

今回交換するスピーカーはBLAM(ブラム)です！！

フランスのオーディオブランドで昨今カーオーディオ界で人気のブランドです。

構成としてはセパレート2wayのコンポです。

特徴はツィーターのみにネットワークを設け、ミッドウーファーはフルレンジ再生を行うスタイルです。

これにより上下帯域が自然につながるような設定になるかと思います。

ミッドウーファーは樹脂コーンにフェイズプラグを備える上級機譲りの設計です。

8本留めのバスケットフレームもBLAMらしいですね！！

裏側には大型のフェライトマグネット↑

これによりハイパワーな駆動力を確保し、特に低域再生時の力強さはクラス以上の再生力です。

高域で組み合わされるツィーターは小型の20ｍｍタイプです。

ソフトドームで柔らかく伸びやかな高域再生、耳に刺さりやすい帯域再生時も聴き疲れし難いと思います。

フラッシュマウントかアングル付きの置き型マウントが付属します。

純正スピーカーグリルのある車両は純正風取付も可能ですし、ダッシュやAピラーカバーへの穴あけなどで、カスタムライクなインストールも僅かな加工により低コストで可能です。

交換前のノーマルスピーカーです。

リベット留めで大体16㎝くらいのサイズになります。

ペーパーコーンの超スタンダードなタイプでこれだけのフルレンジ再生だとサウンドはスッキリしないでしょう。

リベットを取り外して周辺の清掃を行います。

そこにインナーバッフルと呼ばれる土台を取付けます。

今回は耐久性や剛性面で最も信頼度の高いメタル製を取付しました。

ドア鉄板からボルトナットを使用してすべてをメタル系で統一することで、特に低域再生の際に芯のある低域が望めます。

一昔前は木製がスタンダードでしたが、湿気の影響が大きなドア内部では腐食の心配がありますので、現在はメタルの装着率が圧倒的に高いです！！

BLAMのミッドウーファーを装着！！

ここでもメタルタイプはボルトを使用した取付でタッピングネジでは難しい剛性感を確保しています！！

高域担当のツィーターは純正スペースなどが無いので、ドアミラー裏パネルを加工します。

加工といっても穴あけだけの簡単な作業です。

ツィーター取付後↑

アングル付きのマウントを使用して配線分の穴あけを施工、車両に仮付けし微調整を繰り返し角度が決まってからビス打ちしています。

両面テープでの固定のみが多いですが、夏場になると熱で脱落してしまう恐れがあるので、しっかりとした固定を加えます。

組み上げ後に音出しチェックと軽く調整を加えました。

デッドニング無しなので低域にまだまだ伸びしろがありますが、それでもノーマルと比較すると厚く迫力のある低域になりました。

特記すべきは高域のクリア感の良さ！フルレンジから2wayシステムになりかなりの音質改善となりました。

デッドニングやサブウーファーなどのシステムアップのご依頼！是非宜しくお願いします！！

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