B-PACSBLOG2022DSオートモービルズ [DS7クロスバック」コーティング施工

DSオートモービルズ [DS7クロスバック」コーティング施工

2022/06/25 10:00 CATEGORY: ボディーコーティング

DSオートモビルズは、100年の歴史のあるカーメーカーシトロエン。「シトロエンDS」としては、1975年に生産終了が行われている歴史のある名車で、「DS」の名は生産終了の34年が経過した2009年「DS3」の新型車を発表して復活したのち2015年「グループPSA(プジョー・シトロエングループ)」の新たなるブランド「DSオートモビルズ」として名が復活した歴史があり、2009年初にシトロエンの高級サブブランドとして発足し、2015年にシトロエンから独立して単独のブランドであり、フランス大統領の専用車といえば、2017年5月、エマニュエル・マクロン大統領の就任パレードに起用された第一弾オリジナルモデルがDS7クロスバックです。
前回のブログで紹介した。「シトロエンDS」です。
https://www.b-pacs.com/blog/2022/06-22_100051_33003.html

 

ひと昔前では、新車時でも綺麗にコーティング施工する為、塗装面を気にする事無くゴリゴリに研磨する施工方法でした。今、現在のコーティング施工の考え方は変化しています。新車時から手放すまでの所有期間が長くなってきており5年~10年乗り続ける方が多くなり10年以上乗り続ける方もいます。そのため塗装面のクリア層を守らなくてはならないのです。磨いたら磨いたその分クリア塗装は削れます。無限に塗装面を磨く事は出来ません。いざという時のために塗膜を残す磨き方に変わってきています。車の種類・色・キズなどの状態は全て違います。その車の状態にあわした最適な磨き作業が必要になります。

現行モデルは、プレスラインやデザインラインと呼ばれる折り目の角度は鋭角になり、塗装も平面に比べると薄くなっます。簡単に塗装が無くなり最悪、再塗装しなくてはなりません。

コーティング施工は、磨き作業が一番時間がかかる作業で、磨く姿勢が悪いと疲れます。疲れると集中力が切れる。仕上がりが悪くなると考えてます。体に負担がない姿勢で、ポリッシャーの動かし方や回転したバフのちから加減、目線でキズの有無や光沢や艶をみながら作業を進めていきます。
磨き作業の新人の時は、「ポリッシャーだけ動かすのではなく体も使って磨け」とよく注意されてました。(笑)

私のブログは毎回、拭き上げが重要といってます。なぜか?塗り込みより簡単だと思いますよね。一見簡単に見えますが、時間をかけて仕上げたボディーが最後の一拭きでムラになったりし仕上りの良さがかわります。綺麗に磨きをしても拭き上げで全てが台無しになります。

コーティングをおこなう上で最適なタイミングは、新車を購入した時です。新車時の塗装なら塗装前の下準備や磨きを極力省くことができ、結果的に費用が安くなります。また、ガラスコーティングの寿命は一般約に3年~5年であることから、次の車検を行うタイミングで再施工を行う事で、新車時に近い状態を保てます。また、新車購入時にコーティングをしていない場合や中古車を購入した場合では、ガラスコーティングができないというわけではありません。細かい傷や雨染みなどを磨いて取り除き、下地を作ってからコーティングすれば新車のような輝きを取り戻すことができます。新車購入時よりも費用は掛かりますが、ガラスコーティングは必要なタイミングで施工すると良いです。

STAFF
村田 総一
SOICHI MURATA
担当:フィルム/コーティング
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趣味はライブ、プロレスだ。ライブ会場に行くには愛車のレヴォーグ。 西へ東へドライブがてら会場へ最長は日帰りで新潟まで行った事がある。