B-PACSBLOG2022ルノー「カングー」コーティング施工

ルノー「カングー」コーティング施工

2022/08/17 10:01 CATEGORY: ボディーコーティング

ルノー「カングー」現行モデル(2代目)コーティング施工で入庫しました。2022年後半にフルモデルチェンジする新型(3代目)が販売開始と予告されています。新型が販売開始されるまでに現行モデルは販売終了しており、中古車市場ではプレミアム化しており、販売価格の1.5倍で売られている現行モデル(2代目)があるそうです。

今回、コーティング施工したカングーは、ホワイトソリッド(単色)で後ほどビフォーアフターの画像で紹介させて頂きますが、少しチョーキング(塗装ボケ)を起しさらに雨染みも見られました。
チョーキング(塗装ボケ)が起こる原因は、ソリッド色が多く、経年劣化もありますが、太陽からの紫外線や熱、雨や風が長期的にさらされている状態や定期的なお手入れ(メンテナンス)を行っていない時に起こりやすいです。例えば、古くなったガードレールを触った時、手に白色の粉のような塗料付いた経験ないですか?その状態がチョーキングと呼ばれる塗料劣化です。

チョーキングを起している塗装面は、軽い状態なら磨く事は可能です。重症の場合は、塗装を入れないと元に戻すことが出来ません。軽いか重症か先ずは目立たない箇所でテスト磨きを行い、そこでクリア層の艶が出てきたら磨けると判断をします。
チョーキングした塗装面は、かなり弱く脆くなっており、優しく丁寧に塗装面を見ながら磨き作業を行います。

Before・After

before 左画像は、磨き作業前で、雨染みがすごく目立ってますが、塗装面がクスミで艶が少ない状態になっていました。

after 右画像は、磨き作業を終えた写真です。しっかりと投光器の形が見え、潤った塗装面に復活する事が出来ました。

磨き作業を終えたらコーテイング施工を行えば完成です。

今回はまだクリア層が生きていた事で、軽いチョーキングを起こした塗装面を磨き作業で回復する事が出来き、ガラスコーティングをする事によって輝きや艶を引き出し塗装劣化を遅らせることが出来ます。
チョーキングが起こりやすい塗装色は、特にソリッド系で、白色・赤色・黄色かなと思います。出来るだけお手入れ(メンテナンス)を行って下さい。放置していると色あせします。それも塗装劣化です。

塗装劣化を起こしている車をコーテイング施工を行うには、場合によっては、作業が出来ない事もあります。必ずコーテイング施工ショップや専門店で確認してください。

 

STAFF
村田 総一
SOICHI MURATA
担当:フィルム/コーティング
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趣味はライブ、プロレスだ。ライブ会場に行くには愛車のレヴォーグ。 西へ東へドライブがてら会場へ最長は日帰りで新潟まで行った事がある。