B-PACSBLOG2020磨きでコーティングの質がかわる!輝きが違う!

磨きでコーティングの質がかわる!輝きが違う!

2020/06/06 19:00 CATEGORY: ボディーコーティング

車の塗装は何故?塗装しているのと思いませんか?

車の車体はその材質に関わらず、腐食防止・美観の目的により塗装がなされています。

乗用車の場合、「艶消し」など一部の特殊な仕様の塗装を除く、塗装面には、光沢が出るクリア塗装がされています。クリア塗装が生産時に鏡面の輝きを持ち鏡の様にピカピカに光沢を出しています。新車の時はピカピカなのに、時が経つにつれキズや汚れによりクスミが出来輝きかなくなるってしまい本来のピカピカが無くなります。

車の輝きが無くなった塗装をもう一度綺麗にしたい場合、コーティング専門店・コーティングプロショップ(磨き屋)と呼ばれるお店に依頼されると思います。

そこでコーティング専門店・コーティングプロショップ(磨き屋)と呼ばれるお店は、何処の箇所を磨いているの?と思いますよね。

車の塗装は、【ボディ(鉄板)→電着塗装(下塗り)→プライマー(中塗り)→顔料(上塗り)→クリア塗装の順に塗装がなされています。】その中で鏡面輝きが出るクリア塗装を磨いているのです。

そして、クリア塗装の厚みは?

塗装の厚みは塗装全体で約100~150μ(ミクロン)と言われています。その中クリア塗装の厚みは?塗装全体の中の約20~40μと言われています。1ミクロンは1000分の1ミリでかなり薄いです。「100μは、人の髪の毛・コピー用紙の1枚の厚みと言われています。」

塗装全体の中の約20~40μのクリア層をキズ・雨ジミ・汚れを磨きクリア塗装を調整し「鏡面仕上げ」と呼ばれる輝きを磨き作業(ポリッシング)で仕上げていきます。

磨き作業は様々な道具を使います。ポリッシャーも、塗装の状態で、シングルアクション・ギアアクション・ダブルアクションの回転する動き方の違いで、傷を除去したり、艶を出していきます。コンパウンドも、仕上げで行くにつれ、超微粒子のコンパウンドで仕上げていきます。バフも、ウールバフ・ウレタンバフ(スポンジ)を使いコンパウンドとの組み合わせで、仕上げていきます。

シボレー・コルベット Z51磨き作業画像です。z51塗装色は赤色のソリッド色です。赤ソリッドも黒ソリッド色と同等の艶・輝きを出します。磨きの良し悪しによっては輝きが全然変わり仕上がりの良し悪しがハッキリ解る塗装の一つです。下地処理(磨き作業)の手順一つ違うだけでも輝き艶が変わります。特にアメ車の場合、塗装の吹き付けが日本車に比べるとかなりアバウト(塗装が荒い)です。

磨き作業時に、意識していた事はクリア塗装の負担をかけずに、キズの除去し磨き工程でクリア層の調整し鏡面仕上げしていきます。磨き作業の工程は、磨けば磨く程、艶・輝きは増しますが磨きすぎるとクリア層が無くなり顔料層が出てきて輝きか無くなります。その様になれば輝きは回復しませんクスんでしまいます。そうなると塗装を入れ直さないといけないのです。些細な事でクリア層がなくなるので、知識と経験が必要なのです。

磨き工程が終われば、磨き工程で出たコンパウンドのカス(ゴミ)を洗い流し(洗車)ボディに付いた油分や水分を除去し素の状態の塗装でコーティング散布します。拭き上げは、特殊発光LEDを用いてムラなく拭き上げすれば、完成です。

磨き工程での鏡面仕上げとコーティングの持つガラスの輝きで本来もつ輝きにさらに輝きが増します。

完成までの工程は、【洗車→鉄粉除去・油分除去→拭き上げ→マスキング処理→磨き作業(4~6工程)→洗車→油分除去→コーティング散布→拭き上げ→完成】でこの様な仕上がりになります。

ビーパックスでは、オーナー様との会話を大事にし、駐車環境・キズ・雨染みの確認・洗車頻度による保管環境など会話で最適なコーティングを一緒に選びコーティング施工を行っています。決して押し売りは致しません。

お気軽にお問い合わせご来店お待ちしております。

 

 

STAFF
村田 総一
SOICHI MURATA
担当:フィルム/コーティング
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趣味はライブ、プロレスだ。ライブ会場に行くには愛車のレヴォーグ。 西へ東へドライブがてら会場へ最長は日帰りで新潟まで行った事がある。