暑い夏。愛車に洗車をする注意点をお伝えさせていただきます。

冬場と比べ夏の洗車は気持ちが良いものですが、実は注意するべき点がたくさんあります。間違った方法で洗車すると、かえって車を傷めてしまうことも…
今回は、夏の洗車を安全かつ効果的に行うたのポイントをご紹介します。
夏の洗車の「なぜ?」を知ろう
「夏の洗車すると、なぜボディにダメージをうけるの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。主な理由は以下の2つです。
・直射日光によるシミ:夏の強い日差しの中で洗車をすると、ボディに付いた水分がすぐに蒸発し、水道水に含まれるミネラル分が白いシミ(イオンデポジット)や(ウォタースポット)として残ってしまいます。これがなかなか落ちません。見た目を損ねるだけではなく、塗装面にも悪影響を与えることがあります。
・高温による洗剤の乾燥:ボディが高温になっていると、洗剤(カーシャンプーなど)が瞬時に乾き洗剤の成分が頑固な跡として残ってしまうことがあります。これも、シミの原因となります。
6月13日夕方に洗車の作業時にボディ温度を測ってみました。当時気温も下がり初めていたので、比較しにくいですが、ボディ温度は40℃近く暑い状態です。真夏のボディ温度は色によっては、60℃以上になることもあり火傷の危険もあります。
真夏の洗車の手順と注意点
基本的洗車の手順の流れは同じですが、夏ならではの注意点を守りましょう。
①予備洗いでボディ温度冷やす&汚れを流す。
まずは、たっぷり水をかけボディ温度を冷やしましょう。同時に付着しているホコリや砂など大きな汚れを洗い流します。
この工程を丁寧に行うことで、洗車キズのリスクを大幅に減らせます。たっぷりと水をかけているとボディも冷えていきます。手で確認して暑ければもう一度水をかけてあげましょう。十分に冷えてから洗車をおこないましょう。
②天井から足元へ。部分ごとに洗いすぐ流す。
洗う順番は、常に上から下へ。天井(ルーフ)ボンネット、サイドと順番に洗います。
最も重要なポイントは、ボディ全体を一気に洗うのではなくパネルごとに洗う。すぐに水で洗い流す。例えば、ルーフを洗ったらすぐに流し、次にボンネットを洗って流す。ろいった具合です。これにより、洗剤が乾くのを防ぎシミの発生を抑えれます。
③素早い拭き上げ
洗い流せば、吸水性の高いマイクロファイバークロスなどで水分を拭き取ります。水分が残っていると、あっという間にシミの原因となります。
複数のマイクロファイバーを用意し乾いたクロスで丁寧に拭き上げましょう。
ビーパックスでは大判マイクロファイバークロスで一気に拭き上げます。
夏の洗車のベストなタイミング
・早朝または夕方で、太陽の傾き、ボディの温度が比較的に低い時間帯がよいでしょう。
・曇りの日。可能であれば、曇りの日を選ぶのがベストです。直射日光を避けられるため、シミのリスクが減らせます。
夏の暑さで愛車もダーメジを受けやすい季節です。今回ご紹介した方法と注意点を参考に、愛車を綺麗に保ち、快適なドライブを楽しんでください。
趣味はライブ、プロレスだ。ライブ会場に行くには愛車のレヴォーグ。 西へ東へドライブがてら会場へ最長は日帰りで新潟まで行った事がある。