マツダ・RX-7のスピーカーをリフレッシュ!同時に音質アップも実現♪♪
貴重なロータリーエンジン車
固有数も減少し価格高騰が続いているマツダ・RX7(FD3S)です。
もう最終型の生産終了からも20年以上が経過しています!!
ネオクラッシックとなるこのジャンル!時代に左右されない人気車ですが、内外装の綺麗さとは裏腹にやはり経年劣化が避けられない部分が沢山あります。
ゴム系の部品は特に経年での変化が出やすく各ブッシュなどのメンテナンスも必要だと思います。
走行には支障の無い場所ですが、今回交換させて頂くドアスピーカーも避けられないダメージを受けていました。
実はこのお車少し前に別作業でお預かりしていましたが、お返しした後にフロントスピーカーの音が鳴らないと確認のご相談を頂きました。
前回の作業時に関連個所を触っているので念のため確認させて頂いたところ、フロントスピーカーの端子から腐食が進みコイルにつながるリード線のあたりで断線していることがテスターでの抵抗値&導通チェックで明らかとなりました。
チェックのみでのお返しも可能でしたが、それならば!と交換のご依頼をその場でご予約頂きました。
適合スピーカーは常時在庫にはないので、ユニット選定~手配をして今回のご入庫です。
ドア内張りを取り外した状態↑
一見変わった形をしていますが、内張との隙間埋め用のプラパーツがスピーカに接着されているだけでした。
取り外すとこの通り↑
スピーカーとプラパーツは溶着されていましたが簡単に分離できる状態でした。
これを取り外さないとスピーカー取付ネジにアクセスできない構造でしたが、ドア内整備の際はスピーカ再使用や新品取付けを伴いますがこの樹脂の処理はどうされているんでしようかね~?
これが問題の純正スピーカーです当たり面のウレタンなどに劣化は見えますが、ひどい錆などはなく状態としては良好に見えますが、前途の通り内部断線が発生しています。
スピーカー自体はこの年代のスタンダード16㎝スピーカーでしたので、純正のスピーカーブラケットを使用したトレードインタイプでご用意しました。
極力オリジナルを残したい車種&年代となってきていますので、この手のケースは純正プラスα的な製品が好まれますね!!
とはいっても純正はフルレンジのためコアキシャル2wayスピーカーへの変更で一気に音質はクリアになります。
コーンやフレームなどの強度や耐久性もUPします!
左右交換後↑
純正穴位置を使用して固定するため、ピッチ誤差を埋めるため座金を挟み設置面積を拡大します。
戻すことはないですが・・・基本的には純正戻しが可能な様に交換作業を行います。
ドア内張りを復元した後は・・・
サイバーナビ装着車でしたのでオーディオ調整を行いました!!
トレードインスピーカーなので量販店でもスピーカー交換してもらえるかと思いますが、ここからが専門店ならではの作業となります!!
タイムアライメントをはじめとする各オーディオ調整機能をフル活用!!
物理的に各スピーカーの中心にリスナーを配置できないカーオーディオの欠点を補正を加えて潰していきます。
この数値を入れていく作業ですが、数値を動かしているときにしっかりと音像が移動するんですよね!!
カーオーディオって面白いです!!でも中には数値を大きく変えても全く聴感で動かないDSPユニットなどもあり・・・これは大丈夫!?なのかと思う怪しげな製品もあります。
専門店ではスピーカーの交換作業だけでも、装着ユニットに合わせたサウンド調整が受けれるのが魅力ですね!!
取りつけたスピーカーは鳴るにはなりますが、せっかく交換したのなら出来る限り性能を引き出して使いたいですよね!!
結果!同じ車種で同じユニットの組み合わせでも、全く違う結果が出ます!!
一気にステレオ感が増したオーディオで気持ちよくカーライフを送って頂けたらと思います!!
ご相談~ご入庫ありがとうございました。
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車のドレスアップ好きの趣味が高じてこの業界に・・・ 車・鉄道・飛行機乗り物全般なんでも好きです。休日は家族で釣りやアウトドアを楽しんでいる多趣味な2児のパパです。