新聞に掲載されました茨城新聞の取材を受け、ハイエースの盗難が多発しているという記事の中で、セキュリティプロショップとしてコメントしました!
ハイエースは商用車のみならず自家用にも大人気のモデルですが、純正イモビライザ無し車両の盗難事件が相次いで起きています。

記事中にある「ハイエース盗難阻止モデル」は、CLIFFORDをハイエース専用に改良したB-PACSオリジナルモデルで、特にイモビライザを強化したモデルです。
標準パッケージは68,000円(工賃・税込)、マイクロ波センサーを追加したお勧めのパッケージは88,000円(工賃・税込)で販売しています。

[ 以下記事本文 ]

2008/05/09(金) 茨城新聞朝刊 経済 A版 10頁
狙われるハイエース 商用車の盗難多発

対策費用、企業に重く
商用車などに広く使われるトヨタ「ハイエース」の盗難被害が本県を含め、全国で相次いでいる。狙われる背景には、海外での需要のほか、「自家用車ではないという脇の甘さがある」(自動車販売業者)とも指摘される。製造業や建設業、運送業、介護事業など仕事に使う業種は幅広く、「顧客の信頼を失う前に」と厳重な盗難防止策を取る会社も出てきた。ただ、コスト面で悩む企業は少なくない。一方、ハイエース専用のセキュリティーグッズを販売するカー用品店も現れている。

「お客の荷物ごと盗まれてからでは遅い」。県南地域のある運送会社は昨年、ハイエース約十台にセキュリティー用品を装着した。近隣で「ハイエース盗難」が発生し、人ごととは思えなくなったからだという。
自動車盗難がやまない中、県警が車名別に調べたところ、ハイエースは近年、盗難ワースト五車種の「常連」となっていることが分かった。過去四年間では、二〇〇四年が約六十台(ワースト二位)▽〇五年が約百二十台(同一位)▽〇六年が約百五十台(同一位)▽〇七年が約六十台(同四位)-という多さだ。
県警は、転売先から発注を受けて狙う「ハイエース窃盗団」がいる可能性もあるとみて、注意を呼び掛けている。


■海外で高い人気
ハイエースは荷室が広いため、運搬に便利な商用車として人気が高い。福祉施設では車いす仕様車も使われる。県南地域の自動車販売業者は「便利で古くてもよく走るので、海外で需要が高い」と話す。同時に「社有車という点で脇が甘くなるのでは」と分析する。
日本損害保険協会(千代田区)が損保各社を対象に調べたところ、昨年十一月に車両盗難で保険金を支払った八百二十五台のうち、ハイエースは16・2%を占め、ワースト一位となった。
狙われる理由として、盗難防止装置「イモビライザ」の装着率が低いことや、多人数用に改造できるため、東南アジアなどで人気が高いことが挙げられるという。


■専用防犯セットも
ハイエース専用のセキュリティーセットを販売するカー用品店もある。
ビーパックスつくば店(つくば市)は
「ハイエース盗難阻止モデル」を昨年発売した。イモビライザや車上荒らし対応のショックセンサーなどのオリジナルセットを六万八千円(工賃・税込み)から販売。高額商品も含め、月平均二、三台売れるという。三田健二店長は「個人だけでなく、会社や福祉施設などから装備の依頼や問い合わせが増えた」と話す。
損保協会は「イモビライザの装着や、防犯対策が採られた駐車場に置くことが必要」と注意を呼び掛けている。


[ 以上 ](※一部を強調のため編集しました)

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