まず、お客様が気付いているキズなどの確認や相談を含め、担当者がお客様と一緒にお車のボディーコンディションをチェックします。同時に、お車がどのような状態になることを望まれているのかなど、お客様のご要望をお尋ねします。また、修理履歴、保管状態、走行距離、コーティングの有無なども確認させていただきます。
ボディーコーティングの施工方法は数えきれないほどあります。施工する車のボディーコンディションによって、下地処理の方法も、使用する道具も違ってきます。その車に合った施工方法を見極めるのは、施工経験と技術を併せ持ったプロフェッショナルの眼。B-PACSが、責任と誇りをもって施工する様子をご覧ください。
足回りは汚れやすく、特に駆動輪側は、新車でもブレーキダストで汚れています。そのため、やわらかいヘラにクロスを巻いたものと鉄粉取り用洗剤で、細部まできれいにします。鉄粉取り用の液剤は、汚れと反応すると赤紫色に変化します。
鉄粉除去剤と特殊セラミック粘土を使って、ボディー表面のざらつきを取り除きます。特殊セラミック粘土は、よくもんで柔らかくし、ボディーにキズがつかないよう注意をはらいます。鉄粉が落ちているかどうか、指先でボディー表面の手触りをチェックしながら丁寧に取り除いていきます。
担当者が、専用の照明の下でチェック表を基にボディーコンディションチェックを改めて行います。ここで、何通りも考えられる施工方法の方向性を決定します。この時の見極めによって、どのような仕上がりになるのかが決まるため、念入りにチェックします。
ボディーコーティングの施工にはこの研磨作業が要で、施工者の経験と技術が問われる工程でもあります。様々なライティングの種類の組み合わせで細かいキズを発見し、何通りも考えられるコンパウンド、ポリッシャー、バフなどの道具の組み合わせによってキズを消し、美しい下地を作ります。この行程は特に丁寧に行うため、相当の時間を費やします。
ボディー表面を研磨する際、主にコンパウンド(研磨剤)、ポリッシャー(研磨用機械)、バフ(ポリッシャーに取り付けて使用する道具)、ライティング(照明)の4つの道具が必要となります。これらの道具には、それぞれに種類があります。コンパウンドは種類によって研磨力の強弱が異なります。また、ポリッシャーは駆動方式においては2種類(電動式/エアー式)、回転方式においては大きく3種類(シングル回転/ダブルアクション回転/ギアアクション回転)に分類され、いずれも目的に合わせて使い分けます。バフは、素材の違い(ウール/低反発/ウレタンフォーム など)によって特に研磨力が変わります。ライティングにも、ハロゲン/水銀/メタルハライド などの種類があり、それぞれ色温度が異なります。単体で使用するだけでなく、色温度の異なる複数のライティングを組み合わせて使用することで、ボディーについた細かなキズまで徹底的に見つけ出します。
各道具の種類が異なるだけでも研磨力は変わりますが、それぞれの組み合わせを替えることで緻密な差異を出すことができます。実際、今回の作業だけでバフとポリッシャーの組み合わせのみを見ても、優に5通りを超えています。このように、何通りもの組み合わせが考えられる道具を自在に操り、施工車のボディーコンディションとコーティング剤に合うような下地処理ができるのは、プロフェッショナルだからこそです。
研磨剤やほこりなどを綺麗に洗い流します。この洗車はしっかりと汚れを落とすことが目的ですが、洗車キズをつけてしまっては意味がなくなってしまいます。そのため細心の注意をはらい、キズがつかないようにできるだけ泡で洗うようにします。
ある程度の範囲にコーティング剤を延ばしたら、コーティング剤に含まれる溶剤が揮発するまで少し待ちます。溶剤が揮発しないうちに拭き上げると、ムラができてしまうのです。「どれくらいの時間待つのか」は、気温、湿度、季節、コーティング剤によって違ってくるので、経験と感覚で判断します。
ウィンドウは、アルコールとクロスで拭き上げます。また、車室内も掃除機をかけ、樹脂部分などはアルコールとクロスで拭き上げます。足回りは、タイヤにはワックスがけ、ホイールやマフラーなどはアルコールとクロスできれいに仕上げます。
























































































